ことある事に奴は触ってくる。
すれ違いざま、椅子に座ろうとした瞬間に会議中。
挙句の果てには、戦闘中にまで。
「いい加減にしてよ!変態!死ね!」
「は?いいだろ減るもんじゃねぇんだし」
何百回聞いたか分からないその台詞も、反省してないその顔も、全てが腹立たしい。
「お前のって喋りだしそうなケツしてんだよ」
「……は?」
遂に頭がイカレてしまったらしい彼が喋り出す。
「鏡で見てみろ、良いケツしてんだよお前」
褒めてるつもりなんだろうけど、彼の発言が危なすぎて何も頭に入ってこない。
「そんなの持ってるお前が悪い。いいケツがあったら俺は触るんだよ。わかったか」
圧に負けて頷いてしまったが、彼と同じ考えの男性がこれ以上増えたら日本は終わる……そう思った。