朝靄のあなた
春宵の果てまで
山嶺の向うに、一条
両目の裏のひかり
朝露をのむ

あめを転がすように目覚める
あまく流れる柔いねつ
きみと同じ朝、同じ食事

甘露とまどろみ
明けを知らない夢のはなし