夜の国の、小さな物語
夜の国で、 いちばん空に近い丘。 そこには、 丸い屋根の小さな見晴らし台があります。 クラウは、 毎晩ここへやってきます。 高い丘から見えるのは、 まだ夕暮れが残る空。 星はまだ眠っていて、 月も姿を見せていません。 空には、 白い雲が、 のんびり浮かんでいました。