夜の国の、小さな物語
森も。 町も。 湖も。 みんな、 穏やかな夜の中にいます。 フィオは、 満足そうに笑いました。 そして、 小さく呟きます。 「おやすみ〜。」 その声を乗せるように、 夜風が、 もう一度だけ、 夜の国を吹き抜けました。 今夜も、 「おやすみ」は、 ちゃんと届きました。