橋本「伊織は? HiHiで付き合うなら誰?」
「え? うーん、みずくんかなぁ」
井上「え、俺?」
橋本「え、俺じゃないの?」
高橋「俺は?」
「え、あ、えへへ」
なんとなく、って言ったら怒られるかな。みずくん同期だし同い年だから安心感あるんだぁ。
琳寧「うちの姫困らせないでくださいー」
大光「はいはい離れて」
涼くんと優斗くんの前に立つりんねとたいこー。れーあは楽しそうに笑いながら「誰にもあげないけどね」って呟いてた。
作間「じゃあ7MEN混ぜたら? 誰と付き合う?」
「え?」
また難しい質問。うーんと首を捻ってみるけど答えは出そうにない。
克樹「伊織にはもっとまともな人とお付き合いしてもらいたいなぁ」
黎「うん。うーん、てか音域測定続けない?」
れーくんの一言でようやく動画が軌道修正される。
***
音域測定も終わり、順番にプレゼントを選ぶことになった。私とれーあは同点だったから一緒に選ぶんだって。
嶺亜「伊織どれにすんの」
「じゃあ……、これ」
嶺亜「俺はこれ」
そう言ってれーあが手に取ったのは私のプレゼントだった。「誰の?」って周りを見るれーあに「私の」と答える。
嶺亜「伊織の? 大丈夫かなぁ?」
「だ、大丈夫だよ……!」
私からのプレゼントはブランドのマフラー。少しずつ寒さが厳しくなってくる今の時期にぴったりかなって思って選んだんだけど、まさかれーあに当たるとは。
嶺亜「わ、俺マフラー買おうかなーって思ってたんだよね」
「えっ、本当!?」
嶺亜「最近寒いしさー、新しいのあってもいいかなーって。だからちょうど良かった」
「ふふ、やったぁ。私も開けよっと。誰のかな?」
琳寧「それ琳寧の!」
「りんねのだったんだぁ」
ラッピングを開けてみれば中にはアロマキャンドルとハンドウォッシュのセットだった。おしゃれ……!
「ありがとう、りんね!」
琳寧「どういたしまして! 伊織ちゃんに当たってりんねも嬉しい!」
***
大光「お前、俺らの中だと誰と付き合うの」
「え、うーん。分かんないや」
大光「じゃあ、クリスマスパーティーするってなったら」
「みんなでしようよ、今日みたいに。ね?」
橋本「俺は二人っきりでもいいんだけどなー?」
大光「だめ」
橋本「なんで大光が決めんの」
「たいこーがだめって言ったらだめかなぁ」
大光「ほら」
橋本「どうなってんの」
「ふふ、かわいい最年少のお願いだもん」
不意に頭に腕が乗っかって重くなる。犯人はたいこー。私のほっぺを指でつまんで「子供扱いすんな」っていじわるしてきた。ほっぺ伸びる……!
「たいこー、離して」
大光「やだ」
「お菓子あげないよ?」
大光「は? やだ」
お菓子のこと言うとぱっと離れてくれるたいこー。自分の荷物のところに行って「はい」とそれぞれにお菓子を手渡していく。HiHiのみんなにはアイシングクッキーで、侍にはパウンドケーキを作ったんだぁ。
井上「え、俺らにもくれんの?」
「うんっ」
猪狩「クオリティ高っ」
「んふふ、ありがとう」
メンバーカラーを意識したローラースケートとクリスマスを意識したもみの木とか雪だるまとかのアイシングクッキー。みんな喜んでくれたみたいでよかった。
克樹「クッキーって余ってないの?」
「あったんだけど、玲駈くんたちにあげちゃった」
玲駈くんや陽成くん、それにフレッシュJr.の何人かと、この撮影の前に会ったんだよね。クリスマス近いしって思ってあげちゃった。かつきは「そっかー」ってちょっと残念そうな顔してたけど隣でれーあが「ダイエットしろ」って喝を入れてた。
「また作ってくるから、ね?」
克樹「うん!」
嶺亜「だめ。こいつすぐ太るから」
橋本「じゃあ俺が貰うよ」
作間「俺も」
「ありがと!」