【ドッキリGP】遅刻ドッキリ
※ファン視点
スタッフ「東雲さんすみません! おはようございます!」
「おはよぉ……ございます……?」
スタッフ「ごめんなさい! 遅刻です! あと10分で中継始まっちゃいます!」
「え!? 急ぎます」
実況「遅刻という言葉に急に覚醒した東雲選手。飛び起きました!」
スタッフ「服はこのままで!」
「分かりました!」
向井「なんで分かんねん!」
小池「てか本当に寝起き? すっぴん綺麗!」
向井「いや、それ分かります。めっちゃ可愛いんすよ」
菊池「ドヤんなって康二」
実況「現役アイドルの全力疾走です」
ナレーション「東雲選手に待ち受ける障害は……!」
実況「ゴミ山ハードル300個です」
スタッフ「ここ通って行きましょう!」
「はい……! わ、意外と足取られる……。気をつけてくださいね。落ちないように……」
スタッフ「ありがとうございます……!」
東野「この状況でスタッフに気遣えるん凄いな」
東野さん、ほんとそれ。かっこいいですよね、奏依ちゃん!
「ちょっと、先行きますね」
スタッフ「あ、はい……!」
「はい、手貸してください。落ちたら危ないから」
実況「おおっと! これはさすがジャニーズというべきでしょうか! 女性スタッフを気遣い、手を差し出したー!」
夏菜「えっ、王子様じゃん」
朝日「誰よりもかっこいいじゃん」
小池「あんなのずるくない?」
実況「手を繋いだまま走っていく東雲選手! 走りづらくないのだろうか!?」
そのまま走っていく奏依ちゃん。女性陣をきゅんきゅんさせて私を含めたお茶の間もきゅんきゅんさせて、どこまでも突き進んでいく彼女は誰もが認める王子様だ。
実況「続いての障害は……! ぬかるんだ田んぼです!」
スタッフ「ここ通ったら近道なんで!」
「え、あ、分かりました。ちょっといいですか?」
スタッフ「え、あ、はい! え!?」
ひょい、とスタッフを抱き上げてあぜ道を走り出す奏依ちゃん。待って、そんな簡単にお姫様抱っこするの? てか出来ちゃうの!?
「田んぼ突っ切るのはさすがに。この後使うかもしれないんで」
スタッフ「え、あの、お姫様抱っこ……!」
「この道細いですし、危ないかなって」
スタッフ「あ、ありがとうございます……!」
実況「おおっとこれは! 東雲選手のお姫様抱っこに女性スタッフが完全に恋に落ちてしまっている!」
向井「恋に落ちてしまっているー! やないねん!」
菊池「奏依のどこにそんな筋力あんの?」
小池「あんたらよりよっぽど男らしいんじゃない?」
菊池「何も言えないっす」
向井「ほんまですよ」
綺麗な道でスタッフを下ろして走り出す奏依ちゃん。目的地の海岸まではあと少し。遠くで別のスタッフが手を振っていた。
スタッフ「東雲さんこっちです!」
「すみません! 遅くなりました……!」
スタッフ「あと1分で中継来ます!」
「すみません、お願いします!」
アナウンサー「東雲さんおはようございまーす!」
「おはようございます! Snow Manの東雲奏依です!」
砂浜で綺麗なバク宙をする彼女に、アナウンサーからも拍手が起こる。何食わぬ顔でレポートを続ける奏依ちゃんのプロ根性に見てるこっちが感心してしまう。
実況「そして、遂にフリップに手をかけた……!」
「え、ドッキリGP!? 許せない……!」
向井「バッチリやん!」
菊池「おい!」
「はぁ、本当に良かった……」
ふにゃりと笑う奏依ちゃんはすっぴんなのに凄く綺麗で羨ましさすら感じてしまう。
「今後、Snow Manだけじゃなくてジャニーズ事務所のタレント全員に迷惑がかかるって思ってたので、ドッキリで本当に良かったです……」
スタッフ「スタジオの向井さんと菊池さんに言いたいことがあればどうぞ」
「えーと、えーっと……! 風磨くん! ドリボ出演おめでとうございます!」
菊池「今かよ!」
東野「そんなん事務所で言ったらええやん!」
「あと康二……は、言うことないかな」
向井「おぉい!」
「スタジオの皆さん、これからもうちの向井をよろしくお願いします」
ぺこりと会釈をして、奏依ちゃんのVTRが終わる。康二くんはちょっと照れながら笑みを浮かべていた。
東野「いやぁ、凄かったなぁ」
小池「しっかりしてるしね」
夏菜「すっぴんがあのクオリティなのも羨ましいし、最初から最後までかっこいいのも、なんかずるいですね」
朝日「今度東雲さんのスキンケア用品余すとこなく聞いてきてもらえませんか?」
夏菜「モーニングルーティンとか見たい!」
私も見たい! YouTubeとかで上げてくれないかなぁ……? そんなことを考えているうちに奏依ちゃんの番は終わり。もっかい見ようかな?
Twitterのトレンドには『モーニングルーティン』と『奏依ちゃん』の文字が輝いていた。