さすがは俺の嫁


今日はそれスノの撮影。メジロマックイーンもといサクマックイーンとしてめめと撮影に出ていい感じに終わったとこ。にしてもこの衣装すげー。……あ、佐久間さん、いいこと思いついたかも。

佐久間「この衣装貰ってもいいっすかー?」
スタッフ「大丈夫です。誰も使わないんで」
目黒「それ貰ってどうすんの?」
佐久間「んぇ? 美彩に着てもらおーと思って」
目黒「うわ……、佐倉さん嫌がらないの?」
佐久間「全然。ウィッグもそれ用に用意して渡したらちゃんと被ってくれるし、美彩んちめっちゃカラコンあんの」
目黒「へぇ……」


***


仕事を終えて、美彩んちへ帰る。最早自分家かってくらい通ってるわ。だぁって、美彩んち居心地いいんだもん。

佐久間「ただいまぁ」
「おかえり」
佐久間「ねぇねぇねぇ、美彩! これ着て?」
「何これ? 何か買ってきたの?」
佐久間「仕事で貰ったの! 俺、風呂入ってくるね」

マックイーンの衣装が入った紙袋を渡して、風呂へと急ぐ。気持ちが浮き足立つのを抑えながら、ゆっくり湯船に浸かったり、いつもより念入りに髪を洗ってみたりした。

佐久間「はぁ〜、さっぱりしたっ」
「おかえりなさい、トレーナーさん」
佐久間「うははぁっ! マックイーン!! あ、アイスあるよ? 食べる?」
「うぅ……っ、せ、節制中、ですので……」
佐久間「んはは! 完璧! んねぇ、写真撮っていい?」
「……しょうがない、ですわね」
佐久間「ん、んふふっ。かぁいい」

スマホのカメラを構え、俺のマックイーンを撮る。撮りまくる。それはもう撮りまくる。だぁって超可愛いんだもん! ツーショットも撮って、撮って、撮りまくった!

佐久間「はぁ、超可愛い……っ」
「……この衣装、大介くんの匂いがする」

素の美彩の言葉になんだか照れくさくなった。「それね、俺、仕事で1回着たの」って話すと「ふふ、やっぱり」と笑われた。

佐久間「そろそろ着替える? それとも、俺が脱がしちゃおうか」
「んふふ。着替えてくるね」

俺の誘いをひらりと交わしてマックイーンが寝室へと消えていく。スマホに残った写真を見ながら待ってると、いつもの美彩がひょこっと顔を出してきた。何それ、あざと!

佐久間「あざとい警察です! 逮捕ー!」
「え? わっ!」

ぎゅうって彼女を抱きしめて押し倒す。俺の腕の中が牢屋、なんてくさいことを思いながら、彼女の唇を奪った。