「むつきちゃんラビ君に回し蹴りしたんだって?ダメじゃない」
「会って早々口説いてきたからつい足が」
「うん!それは蹴られて当然だね!」
(((酷っ!)))

任務だと呼ばれて執務室に来てみれば、コムイ以外に三人も科学班のメンバーが居た。
珍しいと思いながら任務は何かと訪ねたら、まだ人数が揃ってないと言われたので、じゃあ世間話でも。となり、今に至る。

「それより、また食事食べてないんだって?」
「う〜ん、忙しいとどうしても食べなくなっちゃうんだよねえ」
「ちゃんと食事しないと栄養失調で倒れるわよ」
「心配してくれるの?嬉しいなぁ」
「勘違いしないで、ジェリーが心配してたからよ」
「大丈夫!むつきちゃんがキスしてくれれば栄養失調も吹き飛んじゃうよ!」
「今すぐ栄養失調こじらせろ」
「いや〜ん酷いわむつきちゃん!」
「誰」

笑顔を近付けてくるコムイの顔に拳を入れたところで、タイミング良く扉が開いた。
入ってきたのはリナリー、神田、ラビの三人だったのだが…。

「お待たせ兄さん、むつき」
「やっ…ぶふぁ!後ろの男二人どうしたの!?」
「酷い顔だね!」
「あ、あはは…」
「煩え黙れ」
「いやぁ、ちっとね」
「このバカが神田の名前で遊びおってな。そこから乱闘になったのをリナ嬢が止めたんじゃ」
「ば、ジジィ!」

神田とラビの顔やら腕やら、肌が見える場所至る所に包帯や絆創膏が覗く。
折角の整った顔立ちが台無しだなぁと思いながら質問をしても三人は気まずそうにするだけで答えない。と、後から入ってきたブックマンが代わりに答えてくれて疑問は解決したのだった。

「流石リナリー良くやったね!」
「兄さん…それどういう意味?」
「いやいや喧嘩両成敗の心意気で止めたのが偉いってことだよ!」
「「「凄く嘘くさい」」」
「みんな酷い!…まぁそんなことは置いといて、これから任務の資料を渡すから座って」

こうして賑やかに、次の任務が始まろうとしていた。



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