続きが思いつかないので没
気持ち悪い終わり方
中也が仕事に行ってる間、首領から招集命令が掛かった。とは言っても任務などではなく、「明日が締め切りの書類を迅速に欲しい」と言われたのだ。中也に渡したのだが未だに提出されていないので、外に出てる中也に確認出来ずどうなっているのか私に確認したとの事。首領が欲しい書類を見たことも聞いたことも無かったので、恐らく私が手を付けていないものだろうしきっと中也が持っているはずだ。一旦仕事場に戻り、中也のデスクの上に置いてある山積みになった書類を探すのに手一杯だったのに、まさかの終わらせてないときた。端に追いやられてる所からして私に投げようとしていたものを恐らく渡し忘れたものだろう。他にも締め切りがギリギリの書類があるのに、と頭を抱えながら、その書類をやっと完成させて首領渡しに行った帰りである。疲れた。本当疲れた。これまでこんなに集中した日は無いのではなかろうか。恐らく最短記録を出しただろう私は、げっそり疲れ果てていた。ちょっと休憩しても問題無いだろう。うん。糖分補給する為に自販機に行こうとした時、「おい名前」となんだかいつもより小さな声で私を呼ぶ声が聞こえた。だが、周りを見ても声の主らしき人物は居ない。きっと疲れによる幻聴だろう。「名前」やはり聞こえる。何処からだろうと周りを見るが、やはり居ない。ホラー的な展開なのだろうか、正直言って辞めて欲しいのだが。
「聞いてんのか」
「疲れてるのかな…」
「おい、右だ。右。」
「…ん?あ、中也お疲れ。ちょっと縮んだ?」
「おいちょっと所じゃねえだろ」
「???」
「おいまじかよ前もこんな展開あったぞ」
幻聴の通りに右を向けば、ちゃんと中也が居た。どうやら縮んで視界にちゃんと入らなかったらしい。なんだかいつもよりサイズが違う…ん?縮んでる?
「…え、なんか凄い小さくなってる?」
「今頃かよ!?」
休憩室に移動して、テーブルのある椅子に座る。中也はテーブルにドカリと座り込んで話すのだが、正直聞き取りづらいので顔を中也に近づければ、何故か慌てふためきだした。どうしたのだろう、理由はよく分からないが小さい中也の話を聞いてみると、敵異能力者によってこの姿にさせられたらしい。この姿になってしまった事により大方の敵組織の人を取り逃がしてしまったので、異能力者含む逃亡した敵は別部隊が追っているとの事だった。成る程、どうりで廊下が騒がしい訳だ。約10倍ほど縮み、西洋風人形位の大きさになった彼はご機嫌斜めなようだ。そんな事も気にせず、私は中也のおでこをちょっと押してみると、少しの力しか入れてないのに「うおっ」と言いながら後ろに倒れこんだ。こ、これは…
「面白い…」
「今なんつった手前」
つい思わず口に出してしまった。即座に起き上がってキャンキャン吠える中也の言葉を右から左に流し、倒れた時に落ちてしまった帽子を持ってまじまじと見つめる。身体だけでなく服まで小さくなってしまったそれは、今では指人形で丁度良い大きさだ。凄い。小さい頃にショーケース越しに見た玩具のようだ。「くそが」と悪態を吐きながらそっぽを向いてる彼の頭を人差し指で撫でる。力が強かったのか身体をぐらつかせてしまう彼を見て笑みを零した。
「さて、これからどうしようか」
「とりあえずあの異能力者ぶっ潰す」
「それは別の人が行ってるから無理じゃない?」
「チッ」
首領に報告しに行った私の肩の上に座らせる。
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