あとがき


ご拝読頂き、ありがとうございます。
二色燕丈でございます。

はい、終わりました。
実に半年以上の連載でした。

今回のテーマ、『クリエイター』ですね。振り返ればきっとこれは、そうなんだろうと。

この作品を書くに辺り、メクるや他サイト、友人知人に大変お世話になりました。

結果産み出された登場人物達でした。最終的には勿論、二色が全てを飲み込み、二色スタイルで書いたこともあり、彼、“涛川蛍”“上柴楓”は、偏屈作家になったのだなぁと言う気がします。

プロット云々だとかライトノベル{emj_ip_0793}だとかあれは完璧に二色主観ですね。ええ、私がなにより偏屈物書きだと再確認した作品でした。

まぁそれは置いといて。

何がどう伝えたかった、それはもはや陳腐な話なのであまり語ることはしません。何せ、言葉は蜉蝣のように浮遊します。いざってときに出ていってはくれない、大変不便なものです。

この作品を書いている間にも二色の私生活には様々なそういったこと、起こりました。

あと一歩言えたらなぁ、言ってくれたらなぁ。
一歩踏み出して言ってみたらこんなもんか、一歩踏み出して言われてみたら、楽になったなぁ、とかね。

それぞれがどう感じどの言葉を使うのか、まずは頭を使い、それで溜め込んでみて終わってしまったらきっとそれはそれでそれまでの価値で、なにも得られないと言うこともない気がするが、結局正解はない、文章というテーマのなかで、言葉遊び、単純に楽しかったです。

もう一度振り返り、前も向いてまた創作を続けたいなぁ、そう思える作品となりました。

最後に、ご協力頂いた皆様、応援していただいた皆様、ありきたりな言葉で締めますが、温情、ありがとうございました。

2017年5月19日 二色燕丈

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