二色論
あぁ
来ましたね一人称の罠。
そして凄くバカみたいな作者言い訳(ホントにアホこいた話)
私こちら、募集要項をちゃんと読んでいなかった(笑)
* 原稿の分量は 1 万字以上 15 万字程度でお願いします。(ただし、紙の書籍化には最低 8 万字程度必要です)
これ
1万文字以上、以外を読んでなかったー(笑)
エブリスタの短編企画が毎回ね、1万文字|以上《・・》、か、一万文字|以内《・・》なんですよ。
なのでエブリスタで短編出すとき、
当たり前ながら以内、というのが文字数制限で、1万1文字になったら落選なわけですよね。大体以内、が多いんですが。
これには違和感ありまして。
それは以上、となると、
大体そのくらいの前後が入選というかなんというか、望ましいのかなぁ?と頭を掠めるわけですね。3万とかいったら文字数過多で読んですらもらえず落選なのかしら、とかね。
しかしノベラボさん。
15万までオッケーだったやん!とあとで非常に後悔しました。しかも紙本、
あ、紙本は、大賞とって更に読者数があればお声がかかるらしいんですけどね。
最低8万やん!くそぅ!と。
水流の義士、そんなわけでなんとなく1万短編を目指し(これは最早エブリスタでの癖ですね)1万6千文字くらいなんですよ。
戊辰戦争の函館戦争だけを抜粋?して書いたんですよ〜。
なんだよちゃんと読んどけば鳥羽伏見とか書けたやん!みたいな。これ凄く残念。ホントに残念。てか、グランプリ期間終わったら書きたそうかなぁ、鳥羽伏見、甲州勝沼あたりを、とか小癪なことを考えていました。
しかし。
それを書くと軍記になりすぎるなぁ、もあり、はっきり言って初めて行ったサイトにしちゃぁ、『歴史物』ってだけで取っ付きにくいのに『軍記物』。
取っ付きにくいよなぁと。
私が書きたかったのは土方歳三の最期を部下ならどう見るか、これが重点でしたが1万文字だとなぁ…絶対歴史説明は必要(どうやって進軍しどうやって土方歳三が死んだのか)だよなぁと思っていたんで
ちょっと削ぎ落としても歴史物1万文字なんてね、あっさり軍記に変わっちまうわけなんですよね。ましてや戦争だからね。
いやぁ募集要項読めばよかったって最終結論はこれ。
あとは初サイトだったんで、どんなもんか試したくてわりとガチ物書いたんすよね。最早最近溢れる「新撰組と甘い恋愛」とか、「新撰組タイムスリップ」的な、webファンタジーじゃなかったんすよね。
万人受けしねぇ内容で書いちまったもんで、うん、わかるんだ。めっちゃ取っつきにくい。はっきり言って歴史わからん人に優しくない仕様だったんすよ。
書評を読んでしかし希望が見えた。
いや、言うて『軍記にはしたくない、あくまで土方歳三の最期を書きたい』があったんで、内容的には部下が親族へ、土方歳三時世の句等が書かれた手紙を届けるという内容ではありました。
なるほど、も少し読解を入れても全然よかったのねと、ノベラボの感覚を掴みました。司馬遼太郎とか、なんだかんだで創作ありまくりでわかりやすいが長編ですよね。なんというか、あれくらいにはフラットにしてもよかったのかーと反省。
いや、あれはあれで楽しかったんで次ですね。まぁ、内容読めばわかるとしか言いようがないんですが完璧に「歴史小説」だった、しかもマニアック函館戦争。歴史がわからない方は確かに取っ付きにくい部分がありました。いやぁ、そんくらいガチ歴史書こうかなって、ましてや新境地のグランプリに出すんだからさ、みたいな。第一冒頭が「安富才助が書いた土方歳三戦士を知らせる手紙原文」でしたからね(笑)
だからと言って、創作物ですよ?
ここで一人称の罠の話をしますが、
土方歳三の部下である立川主税が主人公でしたが、立川が見た函館戦争だったので、
この時きっとトシさんはこう思っていただろう、だとか、
立川視点の土方歳三を書いたわけですね。あくまで土方歳三本人じゃないし、立川は末端の部下だ。その視点からの「函館戦争」を、私解釈で書いたわけです。つまり土方の心理描写や戦争のあり方も立川を介するわけです。
一人称って、ホントにそこが大変。あくまで私は私が作った立川主税(実在する人物ですが)から物を覗かなければいけない。本当は立川の見解がズレていても、ほら、土方さんの気持ちとかね。
書いちゃならんわけですよ。書いても、「きっとこうこの人は思っただろう」なんですよね。
ま、わりと一人称書く派なんですけど(笑)
ノスタルジック・エゴイスト短編の「Sound Keen You」と同じく、争いを一人称で書く難しさ、痛感。
だって立川は戦地にいましたから、詳しくこう、戦を知らない人に説明なんてしないっすよね。当たり前に戦をしていたんだから。しかし、初読みの人には必要なんすよね、歴史物って。入りにくいからね。
ちなみに歴史勉強したことある方には凄く好評でした。まぁ、読者を選んじまった、グランプリ作品で。という、反省ですかね。
これにて二色解釈、終了!
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