〇跳躍!湖上のプリンシパル
朱桜司
ノーマルイベント待望の学院祭@@Knights拠点スタジオ
「本日のscheduleは……おや、凛月先輩」
「昼間から凛月先輩がいらっしゃるのは珍しいですね」
「活動に前向きになったということでしょうか」
A『むにゃむにゃ……♪』
1「おや、今のは寝言でしょうか」
「ということは、凛月先輩はまだ夢の中にいるのでしょうね」
「仕方ありません、鳴上先輩達が来るまでこのままにしておきましょう」
B『…………』
1「お、重いっ。凛月先輩、寄りかかってこないでください!」
「ぐぬぬっ、押し潰されそうです……っ」
「だ、誰か助けてくださいっ!」

待望の学院祭Aスタジオ
「Idol科はunit単位で学院祭に参加する決まりがあります」
「Knightsも学院祭に参加するようですし」
「どんな出し物をするか楽しみです」
A『ス〜ちゃんは一年生だもんねぇ』
1「はい、私だけ一年生です」
2「はい、初めて学院祭に参加します」
「前夜祭でもかなりのお客様が集まりました」
「学院祭ともなればどれだけの人が見に来るのかと、浮き浮きしてしまいます」
B『ス〜ちゃんはどんな出し物がしたいの?』
1「私、庶民的なことに興味があります」
「ですので、庶民的な出し物がしたいですね」
「綿菓子やりんご飴などの屋台、などは……Idolらしくないでしょうか?」
2「えっと……」

待望の学園祭B@スタジオ
「凛月先輩はRa*bitsの紫之創くんと親しいようですね」
「創くんは隣のclassなので、そこまで接点はないのですが」
「これを機に、話をできればと思っております」
A『は〜くんと同じ部活だから』
1「同じ部に所属されていることは存じております」
「紅茶部には、生徒会長さまがいらっしゃいますしね」
「創くんが少し羨ましいですね」
B『は〜くんはいい子だよ』
1「は〜くん?」

スペシャルイベント学院祭に向けて@@練習室前廊下
「学院祭では転校生のお姉さまの手作りではなく」
「Studioにある衣装を手直しするとお聞きしました」
「少々残念ですが、仕方ありませんね」
A『転校生の衣装がよかったの?』
1「凛月先輩はどちらでもいい、といった様子ですね」
「転校生のお姉さまはproducerとして有能な方です」
「衣装づくりの腕前もなかなかだと、巷で評判になっているようですよ?」
2「はい。出来れば転校生のお姉さまが作った衣装に袖をとおしたかったのですが」
「我侭は言いません」
「転校生のお姉様もお忙しい方です。迷惑はかけられませんので」
B『俺はどっちでもいいけど』
1「凛月先輩はそうでしょうね」
「瀬名先輩もおそらく、凛月先輩と同じことを言うと思います」
「ですが、構いません。私はお姉様、転校生さんを慕っておりますので♪」

学院祭に向けてAスタジオ
「凛月先輩、少々よろしいでしょうか」
「……ふむ、どうやらまだ寝ているようですね」
「起きていたら、練習に付き合っていただきたかったのですが」
A『ス〜ちゃんは真面目だねぇ』
1「私は当然のことを……え? 凛月先輩?」
「てっきり寝ているとばかり思っていました」
「起きていることに気づかないとは、私は未熟者ですね」
B『ふふん、隙あり……♪』
1「ぎょっ!? り、凛月先輩、起きていたのですか!?」
「それならそうと言ってください」
「いきなり飛びかかられて、心臓が止まるかと思いました」

学院祭に向けてBステージ
「前夜祭でも、かなりのお客様が集まりました」
「Mainの学院祭となれば前夜祭の比ではないでしょう」
「少し、緊張してしまいます」
A『んばぁ……♪』
1「な、何ですか、私は子供ではありません」
「あやすような真似をされても……もしや、私の緊張を解そうとして?」
「ふふ、お気遣い感謝いたします♪」
2「凛月先輩は緊張していないようですね」
「私も凛月先輩のように何事にも動じない強い心を持ちたい」
「その為にも、日々精進いたします」
B『眉間にしわがよってるよ』
1「お客さまに不安が伝わってしまいますね」

瀬名泉 選択肢;鳴上嵐
ノーマルイベントアイドルの食生活@@3-a教室
「なぁに、なるくん。俺の教室まで来て」
「またボランティア活動するから、俺にも手伝えってこと?」
「わざわざ迎えに来なくていいんだけど」
A『アタシのこと待っててくれたんでしょ?』
1「ちょっ、顔近づけないでよ!」
「まったく、なるくんは距離が近すぎるんだよねぇ」
「もう少し離れた所から声、かけてくれない?」
B『今日は違うわよォ』
1「昼食? なるくんも懲りないよね」
「これで何度目だっけ、俺を昼食に誘うの」
「まぁいいけどね、たまには付き合ってあげるよ」

アイドルの食生活A@3-a教室
「なるくん、昼に甘いもの食べたでしょ」
「食べるなとは言わないけど、ほどほどにしなよ」
「油断してぷくぷく太っても知らないからねぇ」
A『そうねェ、気をつけないと』
1「ふぅん。ちゃんと自覚はあるんだ」
「でも、気をつけるだけじゃダメ」
「体型を維持するためのメニューを考えなきゃね」
B『あら、心配してくれるの?』
1「は? そんなわけないでしょ」
「いちおう、なるくんとは同じユニットに所属してるわけだし」
「メンバーのひとりが見苦しい体型になるのは見てられないってだけだから」

アイドルの食生活B
「用もないのに教室に来ないでって……え? 料理の本?」
「貸してもいいけど、なるくんだって料理の本持ってたよねぇ」
「わざわざ俺から借りる必要なくない?」
A『いいじゃない、お友達でしょ♪』
1「いつから俺となるくんはお友達になったのかなぁ」
「ちょっとクネクネしないでよ、傷ついたとか大声で言わないでってば」
「あぁもう、黙って、ほんと意味わかんないんだけど……?」

スペシャルイベント肝心の出し物@スタジオ
「なるくん、本気で学院祭に参加する気?」
「アイドル科はユニット単位で出し物をする決まりがあるけど」
「正直、気乗りしないんだよねぇ」
A『気乗りしなくても参加してちょうだい』
1「わかってるよ、アイドルの仕事が自粛されているとはいえ」
「俺もKnightsのメンバーだからねぇ」
「面倒だけど参加しないわけにはいかないでしょ」
B『んもう、我侭ねェ』
1「今に始まったことじゃないでしょ」
「これまでも俺の我侭で迷惑をかけたはずなのに」
「利害関係で結びついてるKnightsらしくないよねェ」

肝心の出し物Aスタジオ
「学院祭に参加するにしても肝心の出し物はどうすんの?」
「前夜祭みたいに学園側で指定された演目を披露するだけなら楽だけど」
「学院祭はこっちで全部決めないといけないでしょ」
A『泉ちゃん、何か案でもある?』
1「え〜俺も考えるの?」
「俺は活動制限があるからライブはできないし」
「正直、それ以外でって言われても思いつかないんだけど」
B『転校生ちゃんに相談してみようかしら』
1「あいつ、ゆうくんと仲がいいから機に食わないけど」
「プロデューサーとしては使わないといる意味無いでしょ」
「相談するくらいならいいんじゃない?」


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