2023/09/08(Fri) インゴベルトが『娘』を愛していなかったら
王妃は娘(ナタリア)を産んで亡くなったのだから、言い換えればナタリアが生まれた所為で死去してしまった訳で側室を一人も持たず、王妃だけを愛していたインゴベルトならこうなっていた可能性もありそうだなと

ナタリアが何歳ぐらいかの誕生日に初めて父が来てくれて喜んでいたら、わしを父と呼ぶな、お前を娘として愛することはない、王女としての義務だけをしっかりとこなせと云われて直ぐに帰ってしまう。そこで初めて自分は父に嫌われている事を知って大泣きするものの、それでも父に愛されたいと思い、父の期待に応えられればお父様もわたくしを認めてくれる筈、と勉学により一層取り組む。
けれど頑張っても頑張っても父から認めてもらえず、そんな中ルーク(アッシュ)との逢瀬だけが唯一の心の拠り所になる。
ルークがすり替えられて屋敷に戻って来るが、『ルーク』だと気づかないのは本編と同じ。自分を忘れた事に悲しんで思い出してもらおうと約束約束いうのも同じ。
ただある日、ルークが泣いてる姿を見て、ふと父にお前を愛することはないと云われて泣いていたあの日の自分の姿を重ねる。もしかしたら自分も父と似たようなことをしているのでは?と思い、もう昔の貴方と比べませんと約束して謝り、和解?する。
解らない所を一から教え、段々と弟としてルークを見ていくようになり、記憶が戻らなくてもそれでいい、貴方は貴方ですとルークに告げる。ただ、その頃には婚約者というより弟という思いになっているのでいずれは婚約解消でもしようかと思っている。ルーク的にはナタリアは姉といった存在になってる。
本編と違ってアクゼリュスにはついていかないが、心配だからと配下の兵士を護衛としてつけるかも?