こうして、『王』は守られて平和に暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
焼きつくすような陽射し。熱を帯びるアスファルトを染める赤。周囲の悲鳴がどこか遠くで聞こえる。一人きり取り残されたような感覚。おれを庇って死んだ臣さんの姿だけが鮮明だった。その傍でゆらゆらと陽炎がおれの姿を形作って、刺すような眼を向けてくる。なんで
焼きつくすような陽射し。熱を帯びるアスファルトを染める赤。周囲の悲鳴がどこか遠くで聞こえる。一人きり取り残されたような感覚。おれを庇って死んだ臣さんの姿だけが鮮明だった。その傍でゆらゆらと陽炎がおれの姿を形作って、刺すような眼を向けてくる。なんで