#.リプ来たことを彼氏に実行する
・後ろからぎゅって抱きつく
・バックハグ
・「私のことどれくらい好きですか?」って聞く




さっそくお友達から貰ったことを実行しようと大般若さんの姿を探していると廊下にお風呂上がりの後ろ姿を見つけた。

(よ〜し、いまなら一人だし大丈夫だよね)

「にゃ〜あさんっ!」

後ろから腰に手を回しぎゅっと抱きつく。背中から石鹸と柔軟剤の香りが優しく香る。

「おや、あんたか。どうしたんだい?」
「えっと、聞きたいことがあって!今時間大丈夫ですか?」
「勿論」
「あのですね……私の事、どれくらい好きですか?」
「……それはどういう意図で聞いてるんだ?」
「え〜〜っと、(やばいこれはもしかして地雷踏んだのでは)」
「俺は俺なりにあんたのことを好いてると伝えてるつもりだったんだがな……不安にさせたなら謝る、悪かった」

向き直り頭を下げようとする大般若さんを止めようと急いで口を開く。

「ち、違うんですよう、単純に興味というか?聞いてみたいな〜って思っただけ!です!第一不安になんてなるわけないでしょ!?愛されてるなぁって毎日こんなに幸せなのに!!!!」
「……なんであんたの方が必死なんだ?」
「……なんででしょう?」

少し見詰めあってお互いに笑い合う。

「とにかく!不安とかじゃなくて純粋な興味です。というわけでもう一回!私の事どれくらい好きですか?」
「山よりも高く、海よりも深く、あんたのことを愛してる。なんて、気障すぎるかな」
「……そんな台詞も似合ってしまうの罪な男すぎますね……!」
「これでも一応本音だからな。言葉では言い表せないほどにあんたのことを好いているし愛してる」
「わ、私もにゃあさんのことがだいすきで、あいしてますよ!」
「あぁ、ちゃんと知ってるよ」
「えへへ〜すきですよ」




.


.