パロミノの心臓

2020/04/17
27.9℃‖たとえば廃墟ができあがるまでの過程を見守る春のこと。知らない校舎が壊されてる道を歩く早朝には、涙だって流せるような気がするんだ。蛇口をひねるみたいに泣いてみせる可愛いあの子をいつもうらやんでいたよ。君の前でだけ涙をこぼすあざとさが欲しかった。真新しい制服だけが純情の形ではないよ。


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