パロミノの心臓

2021/02/11
愛から君を奪ってく‖生きているうちで君に幾つの不安が乗り移るのでしょう。泣いてるうちで君に幾つの虚無が増殖していくのでしょう。沈黙のうちで君の幾つの傷みが殺され行くのでしょう。そして幾つの愛に課せられるのでしょう。わたしは考えないことにします。何故ならばそれらはきっと君を判断するのに重要ではないから。

そしてそうでもしないとそれらはわたしをも呑み込んで行くのですあなたの存在よりも大きく肥大して。だからわたしは泣き崩れてしまってあなたの泣く暇がなくなる位にあなたの憂鬱を奪ってしまうからわたしはそう言う人間なのです



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