黄泉竈食ひもカニバリズムもできるまなざし

2021/02/27
特に意味もなく手首を握って膨らんだ血脈のゆっくりとした響きを感じ取ろうとすれば、目の前で喚く声もくぐもって聴こえる気がした。‖色褪せたモビールがくるくると回っているのをバスタブの中から眺めていた。割れた硝子から射し込む陽の中で塵が煌めいている。


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