パロミノの心臓

2021/03/22
カチャカチャと食器の擦れる音、鼻腔をくすぐる食べ物の香り。パタパタと誰かの足音。それはだんだんと大きくなって、ガチャリと扉が開いた。‖ブラインドの隙間から差す光が空中を舞う埃をキラキラと輝かせる。一歩外に出れば殺人レベルの暑さに見舞われるが、ガラクタばかりの割りに落ち着いた店内は快適を保っていた。


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