ルルイエにだって暖炉はある

2021/05/31
デルピュス‖お前の体ひとつ眠れる棺に、真紅の百合を敷き詰めよう。瑞々しく厚い花弁が、お前の柔く芳しい肉体となるだろう。花の色はにわかに流れ出し、血となって脈を打ち始めるだろう。おお、愛すべき我が子よ、絶望することなかれ。綺麗は汚い、汚いは綺麗。新しい掟に従って、お前は、千夜を統べる魔王となるのだ。


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