▼2023/07/12:後輩ちゃんと
後輩ちゃんが有給を取っている“はず”の日、赤井さんは通常通りお仕事へ。「ゆっくり休んでくれよ」くらいの気持ちだった。その日は、ある事件の手がかりを探しに、赤井さんたち数人は廃業したまま建物だけ残っている、とある工場へ向かっていた。電気は通っていない暗闇の中、簡易ライトで照らしながら捜査をしていると、明らかに誰かがいた形跡が見つかる。すると奥から物音が。
一瞬のうちに捜査官達は銃を取り、音のする方に意識を集中させた。赤井さんは左手に銃を持ち、右手はライトを持ったまま支えにして、目で合図をする。
「……っ」
メンバーがそれぞれ進んでいく背中を確認して、赤井さんも進む。足音を消し、壁に沿って行き、角の手前で停止した。赤井さんの勘が、“この先だ”と言っている。軽く息を吐いた後、一気に吸い込んで、一歩踏み出す。ライトが通路の先を照らす。
(……何故っ?!)
そこには、赤井さんに銃口を向けたまま、同じく目を見開いている後輩ちゃんの姿が。さすがの赤井さんも言葉を失ったまま、動けない。
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みたいなのが読みたい。