付き合ってるんだから

潜入した先で香澄ちゃんが証拠と現場を押さえた上で「K察です。全員手を頭の後ろで組んで膝を着きなさい。不審な動きをした瞬間、撃つわよ」って聞いた事のない冷たい声で言い放ってて思わず背筋をぴんと伸ばして「そんな良い声出せたんだな」って言う降谷に「はぁ?」って首を傾げちゃう。

「何言ってるんですか」って怪訝な顔をする香澄ちゃんに「悪い。結構キた」って言うから「降谷さんがそんなにお疲れとは思いませんでした。ぜひご自宅に帰って仮眠を取られたらどうですか」って冷たい目で言い放つ。

でも「生憎だが、今日はしっかり仮眠を取った後なんだ」って降谷が肩を竦めて笑うから益々香澄ちゃんの眉間に皺が寄る。「付き合ってるんだから、恋人の声に興奮するくらい別にいいだろ」ってケロッとした顔で言ってくる降谷の足を踏みながら「言うことが問題なんじゃなくて時と場所を考えろって言ってんですよ」って香澄ちゃんが文句を言うから「照れ隠しか」って笑っちゃう降谷がいる。

「随分とおめでたい頭をしてますね」って言う香澄ちゃんに「好きなくせに」って降谷がくつくつ喉を鳴らして笑うから、ずっと暖簾に腕押し状態。「〜〜ッ真面目にやってくれます!?!?」ってとうとう我慢できずに真っ赤な顔で怒った香澄ちゃんに「はははっ、ごめんごめん」って声を上げて笑っちゃうよね。
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