山田利吉×土井半助 Unofficial Fan fiction
「本日の授業はここまで、乱太郎きり丸しんべヱは放課後、補習授業を受けにくるように」
「「「えぇ〜!!!」」」
3人の悲鳴を後ろ手に聞きながら半助が廊下に出ると、きゃーきゃーと楽しげに話す、くのたまたちの会話が耳に飛び込んできた。
「ねえ!聞いてよ!私が昨日街を歩いていたら、利吉さんをお見かけしてね!相変わらず端正なお顔立ちをされていて思わず見惚れていたら、ちらっと私の方を向いて手を振って下さったの!すぐに木伝いに去って行かれたんだけど、とてもかっこよかった!!」
「えー!!いいな!いいな!!」
「私なんてこの間、利吉さんが忍術学園にいらしたときに山田先生を見かけなかったとお尋ねになって、山の方に行くのをお見かけしたとお教えしたら笑顔でありがとうって言って下さったの!その笑顔があまりに素敵だったからつい、利吉さんに憧れておりますってお伝えしたら、なんと握手して下さったの!!」
「えー!!あんた利吉さんに握手してもらったの?!!」
「羨ましすぎる!!私も今度、利吉さんが忍術学園にいらしたら絶対握手してもらおう!!」
「ずるい!ずるい!私も!!」
「利吉さんは容姿端麗で優しくて」
「頭脳明晰で文武両道で」
「クールなフリーのプロ忍者」
「「「はぁぁ!!かっこいい!!憧れちゃうなぁぁ!!!!!」」」
くのたまたちが奏でる憧憬の声に半助は自然と笑みが溢れた。
「うんうん!!利吉くんはとてもかっこいいよねぇ!!」
一人で相槌を打つと、半助はふんふんとご機嫌に鼻歌を歌いながら足取り軽く歩き出した。
「私も今度、利吉くんに握手してもらおう!」
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