この度この世界に生を受けて誕生しました
えっ?いきなり3歳は飛びすぎだって?仕方ないんですよ…赤ん坊のころのことを説明しようがないんですもん!!
ようやく地獄のおむつやおっぱいのミルクから抜け出し自分で歩けるようになってからはトイレに行ける訓練をし始めてから積極的に自分でトイレにいくようにしました
その様子を見ていたパパんとママんは「うちの子天才だわ」と驚いていた親バカです
疾風家に生まれた長女です
私の家族を紹介しましょう!まず、パパんの紹介です
「疾風
若手の凄腕のスナイパーと優秀な頭脳を持っているが娘にかなりデレデレである。
「疾風
女性でありながら、優秀な頭脳と記憶力を保持している
洞察力、推理力が高いので上司の人にも指摘や指示をしていることもある
娘にはデレデレである
なぜこんなことがわかるのかというと、私の目には頭の上に名前と所属と歳が書かれていた。ほかの人にもそれがある。言われたくないものがあると文字色が赤くなるようだ
この時の、わたしは?マークが出ているだけだった
お父さんに名前が見えるよ!と重大さを知らない私が伝えると彼もまた?と首を傾げた
パパのお名前がみえるよ!といったら目を見開いた見えるものそのまま言ってくれるかな?
と言われパパの頭の上に見えるものをそのまま伝えると真剣な表情になった
陽人「……(これがもし、あの組織の連中に知られれば悪用されるだけでなく、世界が最悪の場合崩壊するかもしれん)」
「……パパ?」
パパんが怖い顔から私が声をかけてはっと我に返ったパパんは私の頭を撫でながら「いや、なんでもないさ」と笑ったそして、私の名前を呼んで再び真剣な表情になった
陽人「いいか、蒼真…頭の上に本名とかその人の職業とか見えても言ってはダメだぞ?」
「…どうして?」
陽人「悪い人にそのことが知られたら、悪いことに悪用されてしまうからだ
お前も悪いことなんてしたくないだろう?」
「うん!いやだ。わたし、絶対にお名前が見えることも言わないもん!」
その返事を聞いてパパんは笑顔になり私の頭を撫でた。
陽人「そうだ!私たち親子の絶対の秘密だぞ?」
「うん、しーっだね!」
3歳らしく私は子供らしく振舞う!見た目は三歳児中身は18歳の高校生!
その名も「疾風 蒼真」!って言ってみたかっただけ←
というのも、なぜ体が子供だから時々精神が子供の体に引っ張られてしまって子供みたいに本当になっちゃうんだよね…汗)
その方が怪しまれないからいいんだけどね…
その後、パパんは仕事があるからと昼間に出て行った…。
それから一年が経ってもパパんは帰ってこなかったのだ…ママンが時折心配そうに携帯を見つめていて難しい表情をしていたりしていたのだが何かを悟ったらしく吹っ切れたように笑顔を取り戻し私に向かって安心させるようにいつもの日常を取り戻していったのだ
笑っているけれど、母は知らないのだ。夜私が寝た後に静かに泣いている母の弱い姿を…
少しでもお母さんの心が癒されますように…そう願いながら私は眠りに入り気づいていないふりをした。
そして数日後、私はお母さんと散歩に出ていた。
手をつなぎ米花町に買い物に来ていたのだその帰り道、後ろから男の人の声が聞こえた
「あれ?もしかして、疾風さんですか?」
お母さんは、声をかけられた方を向いて知り合いなのか「あら、「萩原」さんこんにちは」と笑顔で挨拶していた
……ん?萩原…さん?なんか聞いたことがあるような、気がするけど気のせいかな?
そして振り返ってみると見覚えのある長髪のイケメンさんがニコヤカに立っていた
萩原「こんにちは!今日は娘さんとお買い物ですか?」
撫子「えぇ、そうなのよ!娘の蒼真です」
萩原さんはこちらのほうをみたあと、目線を合わせるようにしゃがんでにっこりと笑って声をかけられた。この声聞いたことがあるな…確か声優の三木さんだ!私が一番好きな声優さんなんだよね!生で聞けてうれしい!
「えっと、こんにちは「疾風 蒼真」4歳です…」
萩原「うん!こんにちは、挨拶ができて偉いね!俺の名前は「萩原 研二」っていうんだよろしくね!こう見えても俺はお巡りさんだから困ったことがあったらちゃんと言うんだよ?」
頭を撫でられてイケボの声で褒められて私はうれしくなり笑顔で「うん」と答えるといい子だといった。
撫子「萩原さんはこれからお仕事ですか?」
萩原「あ、いえ今日は非番で…少し散歩してたんですよ。そしたら疾風さんが重そうな荷物を持っているので声をかけたんです」
撫子「あら、そうだったんですね…少ない休日なのでゆっくり休んでください」
そう言ってまた家に帰ろうと歩き出そうとすると、萩原さんが物申した
萩原「あ、疾風さん!俺今日暇なんでよければその、荷物持ちますよ?」
撫子「えっ?いえいえせっかくの非番なのに悪いですよ!汗)
それにこれくらいなら私は全然大丈夫なので」
それから結局家まで運んでくれたのである
夕飯の準備をするためお母さんが今日のご飯は唐揚げよ!と言いながらエプロンをつけて準備をする
「やったー!」と喜ぶ私にお母さんが萩原さんにあなたもよければ夕飯一緒にどうですか?と聞くと目を見開いて「えっ?いいんですか?」と聞いてきた
笑顔になり「勿論よたくさん作るから待っててくださいね」と言ってキッチンに向かった
それまで私と遊んで待つ形になったのだけれど…
さてさて、私3歳児が遊んでいるものといえば最近のはまりはムービックキューブである
普通の3歳児が遊ぶものではないのだけれどね
萩原「蒼真ちゃんは何をして遊んでるの?」
「んー、これ!」
私が取り出した意外過ぎるものに目を見開いた。そうムービックキューブである。
四方系全面に同じ色を揃える頭を使うものだが普通の大人がやっても中々そろわない難しいゲームであるが…私は最近脳を鍛えるためにそれをやっていて楽しいと思うのである