▽ 未知のモンスター

レベル:★★★★★★☆☆☆☆
記入者:シン・チャオ
「最近目撃の多いモンスターについて調査してほしい」


ユガ「未知のモンスター。近頃、迷宮の至るところでこれまで発見されなかったモンスターたちの目撃情報が相次いでいますの。人を襲うこともあるそうで、全学校において注意喚起がされていますわ」

ライナルト「発見されなかったモンスター…」
リーフ「こわ…こっわ……」
リンアイ「ってか、校長帰って来てたんだ」
ケシェット「ホントだね。記入者に校長の名前が書かれている」


ユガ「今回はこのモンスターについての調査…とのことです。ひとまず、校長先生から話を聞くのがいいでしょう」

フローラ「モンスターの調査、ね。どんなモンスターかしら」
シエテ「話を聞かないことには何もわかりませんね。行きましょう」



《校長室》
ライナルトたちは校長室へやってきた
校長室の扉に貼り紙がされている

『ごめん。アマネセル様に呼び出された。明日中には戻ってくるから』

リーフ「マ☆ジ☆か」
ケシェット「うーん、仕方ないね。タイミングが悪かったみたいだ」
ライナルト「明日中って…夕方ぐらいかな、それとも夜…?」
フローラ「はいはい。さっさと寮に戻って寝るわよ。それとも修行に行く?」
リンアイ「なんだろ、凄く嫌な予感がするのはあたしだけかな」
シエテ「……予感が的中しないといいですね」




──翌日

ディーマ「……では、本日の授業はここまでです。皆さん、しっかり復習してくるように」

ライナルト「お疲れさん!」
リーフ「ああああああ………もう魔術の授業やだぁ〜〜〜………」
フローラ「………………」すやすや
リンアイ「フローラ。起きな。授業終わったよ」


ゼーロイバー「……やっぱ魔術の授業はつまんねぇべ……オラずっと購買部にいてイレネオ先生の話聞いてようかな」
ノンネ「……そんなこと言わないで。魔法だって大事なんだよ…明日の授業も…楽しみだな……。ディーマ先生の授業、面白いんだもの…」
ゼーロイバー「そうかぁ?」

リーフ「ゼーロイバーに賛成。ずっと購買部にいたい」
ライナルト「それ言い出したら俺だってずっと体育館にいたい」
リーフ「何だ、おまえも魔術の授業苦手なのか?」
ライナルト「どっちかっていうとな。でも色んなことを学んだ方が今後のためにもなるし、みんなを――――」


「うわあああああ!!」
「キャアアアアアッ!!」

シエテ「!?」
ケシェット「悲鳴!?誰が!?」


ノンネ「……今の声…?」
ゼーロイバー「廊下の方だべ! 出てみよう!」


《廊下》
フローラ「!! スピカだわ!」

スピカ「このっ! なんだよおまえ! あっちいけ! ぼくのこうはいにさわるな!」

廊下に出てみると、スピカが数人の後輩たちを庇いながら、モンスターを追い払おうとしていた

ノンネ「スピカ先輩…!」
スピカ「あっ! みんな! あぶないからさがってて!」
ゼーロイバー「待て、後ろからも来てるだ!!」

ケシェット「後ろ…!?」
リンアイ「! 何だコイツら!見たことないモンスターだよ!」
ライナルト「くっ!皆、武器を構えろ!戦うぞ!!」
シエテ「言われなくてもわかってますよ!」


▼ENEMY▼
イクスパンション Lv17×3
ビューティー Lv17×3


<戦闘勝利>
ライナルト「ぜえ、はあ…つよ、い…」
リンアイ「ギリギリだった……皆、大丈夫?」
フローラ「何とか生きてるわ…他の人たちも大丈夫みたい」


スピカ「ふう、ふう…! な、なんだよこいつら……」
ノンネ「せ、先輩……窓の外……」

ノンネが恐る恐る窓の外を指差す。
窓の外には見たことのないモンスターが大量にいた。
モンスターたちは校舎の壁を張っていたり、空を飛んでいたりしている。

リーフ「うわ…うわわわわ……!」
ケシェット「ここは危険だ、場所を変えよう! ……っ!!」


割れた窓からクラゲのモンスターが入ってきた!

ゼーロイバー「まただ……!」
ノンネ「う……私…どうしたら…!」
スピカ「ちっ…!」

シエテ「きりがなさそうです…!ここで戦えば他のモンスターにまた見つかる…!」
リンアイ「じゃあやられろってのか!戦うしかない!!」
リーフ「オレらここで死ぬのかな……ああ…お宝の夢は……」
フローラ「しっかりしなさいよ!!」


モンスターは触手を振り下ろす!
そのとき、ライナルトたちとモンスターの間にルーファスが割って入った!

ライナルト「る、ルーファス先生!!!」

ルーファス「ぐッ……!」
ゼーロイバー「ルーファス先生!!」
ルーファス「……ッ、皆! 体育館に急いで! 避難するんだ!」
ノンネ「で、でも先生…! 怪我を…!」
ルーファス「僕は大丈夫だから! 早く逃げて!!」
スピカ「…………みんな、いこう! たいいくかんまでぼくがごえいするよ!」

ケシェット「…、ここは、俺たちも態勢を整えないと!」
ライナルト「先生!必ず加勢します!それまで持ちこたえて!」
リンアイ「撤退も戦略の内…急ごう!」
フローラ「走って!!走るのよリーフ!!」
リーフ「は、はい!!!」
シエテ「皆さん周りには気を付けて!モンスターが襲ってきます!」


『モンスター大量発生! モンスター大量発生!
至急体育館に避難してください!
繰り返します! モンスター大量発生! 大変危険です!
至急体育館に避難してください!』


《体育館》
シュロス「……現在、イレネオ先生、ルーファス先生、ディーマ先生が、それぞれモンスターと戦っています。校舎の半数以上が破損、怪我人は既に多数……突然の襲撃に私も戸惑ってるわ。まさか校長先生のいないときに、こんなことになるなんて…」

リーフ「……ここまでは襲ってこないな…」
フローラ「全校生徒、逃げ切れたのかしら」
ライナルト「…あれ。監督生たちが……」


ノンネ「……あの。ユガ先輩、それに、レント先輩とシャルナク先輩は……」
シュロス「ええ。監督生たちも先生と共に。だけど、モンスターの数の方が圧倒的。あの人数では対抗しようにも無理があるわ。状況は極めて深刻よ」

ケシェット「ウソだろ…!いくら先生や監督生でも、あの数だとやられるのも時間の問題だ!」
シエテ「一刻も早く加勢しなければ…しかし、作戦をどうするか…」


シュロス「……そこで、校庭であのモンスターの大群を討伐、あるいは追い払う選抜隊を募集したいの。先生たちを助けるために、校庭でモンスターたちをおびき寄せるオトリ作戦よ。とんでもなく危険だけど…今の状況を打開するにはこれしか方法がないわ。私はここで怪我人をみなきゃいけない。…作戦に参加してくれる生徒は、いるかしら…………」

リンアイ「…行く」
シエテ「僕も行きます。黙って見ているわけにはいきません」
ケシェット「皆がそう言うなら、俺が行かないことはないよね。共に戦おう」
フローラ「な、何よ。私も行くわよ!」

リーフ「行きます!!」
ライナルト「皆で力を合わせれば、どうにでもなる!俺たち行きます!」


シュロス「貴方たち……!」
ゼーロイバー「お、おい! ……だったらオラも行くべ!」
ノンネ「わ、私も行きます! 皆の手助けが…できるなら…!」
シュロス「皆……お願い、どうか無事で帰って来てね……」


《グラウンド》
校庭では恐ろしい数のモンスターたちが辺りをさまよっている
モンスターたちはライナルトたちに気付くと、一斉に襲いかかってきた!

ライナルト「学園の平和を脅かす奴は許さない!!」
リーフ「か、かかか、かかって来い!!!!!」
ケシェット「気を抜くと死ぬよ!集中して戦うんだ!」


▼ENEMY▼
スラッシュ Lv16×4
イクスパンション Lv17×3
グラトニー Lv18×2
ブラスター Lv15×4



<戦闘勝利>
フローラ「ふんっ!戦い方が分かればこっちのものだわ!」
リンアイ「そうだ、恐れるものはない」


ノンネ「っ! まだ…来るよ……!」
ゼーロイバー「持ちこたえるべ! かかってこい!!」

シエテ「行きます!」

▼ENEMY▼
ブラスター Lv14×4
ライトニング Lv16×4
スラッシュ Lv18×3
ビューティー Lv17×3


<戦闘勝利>
モンスターたちが次々と逃げていく

ゼーロイバー「はあ、はあ、……」
ノンネ「追い払え、た…? …疲れた……」

リーフ「ふう…骨のある戦い、だったな……」
シエテ「あんなに多くのモンスターがいたのに、撤退ですか…僕らの戦いもありますが、先生たちもどこかで戦っていた。それで数が減ったんでしょう」
ライナルト「…みんな、無事か?」
フローラ「大丈夫よ。MP死にかけてるけど」
ケシェット「持ちこたえたのかな…まだ油断してはいけない…」
リンアイ「! 先生たちだ!」


ユガ「皆さん! 怪我はありませんこと!?」
イレネオ「アンタら!!」
ゼーロイバー「先生! 先輩たちも…! 無事で良かったっす……!」

シエテ「無傷ではなさそうですね…いや、生きていることを喜びましょうか」
リーフ「ほんと無事でよかった〜〜シャルナク先輩〜〜〜!!!!いや早く保健室行きましょう!」
フローラ「いつも通りね……」


ディーマ「ああ、皆さん。どうにか死人は出ずに済みましたようですな。我々も時間稼ぎではありましたが、モンスターを討伐あるいは追い払うことが出来ました」
シャルナク「…しかし、凄まじい数だったな……あんな尋常じゃない数を相手にしたのはなかった。出来ればもう二度としたくない」
ノンネ「……あれ、ルーファス先生、それにレント先輩が……」

ライナルト「…!ホントだ!2人は!?」

そのとき、校舎の窓ガラスが割れ、人影が飛び出してきた!
人影はこちらに向かって走ってくる!

ユガ「レント!?」
レント「ゼエ、はあ……お前ら逃げろ…!ルーファス先生が……!!」

ケシェット「ルーファス先生がどうしたんだ!?」
フローラ「……見て。誰かが歩いて来るわ」
リンアイ「あれは…先生じゃない…?」


それは異様な覇気をまとったルーファスだった。
足取りはフラフラしているが、剣を携えてこちらにゆっくりと近づいてくる。その表情はどこか苦しそうだった

ルーファス「………み、んな………お願い、逃げ、て…っ…」

リンアイ「敵意…!?」
シエテ「ですが、わずかに自我を…これは…操られて…!?」
ライナルト「先生!しっかりしてください!先生とは戦いたくありません!先生!!」
ケシェット「ここは…仕方ない!武器を構えろ!」


そのとき、ライナルトたちの視界が真っ白に染められた。

フローラ「な、なに!?」
リーフ「なんじゃこりゃ〜〜〜!!!無事!?みんないる!?」
シエテ「何も見えない!これは一体…!?」
ライナルト「うわあっ!??電気が弾けた音が!!大丈夫か!??!!」
リンアイ「何処から来る!?敵か!?」
ケシェット「一斉に騒がない!!落ち着いて!!」


\無事か!?/ \大丈夫!!?/ \ぎゃーっ!?これ誰!?!/



光が晴れると、ライナルトたちの目の前には、いつになく真面目なシンがいた

リーフ「こ、校長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライナルト「…!!」


シン「……………………」
ゼーロイバー「校長先生!?」
シン「遅れてごめん。皆、無事だったかな」
ノンネ「はい、私は大丈夫……皆は?」

シエテ「…僕らは大丈夫です」
フローラ「ええ。怪我人はいるけどね」


シンの足元にはルーファスが倒れている

レント「ルーファス先生…!」
シン「大丈夫、気を失ってるだけ。次目を覚ましても襲いかかることはないだろう。保健室は無事? 他にも怪我人がいたら急いで保健室に運んで。
君たち。今日じゃなくていい。落ち着いたら校長室に来てほしい。改めてお願いしたいことがあるんだ。とにかく今は、皆で怪我人の保護を頼む」

リンアイ「わかりました。…よし。まずは保健室の確認だ」
ケシェット「シュロス先生にも報告するよ」
リーフ「オレもうヘロヘロ……でも怪我人運ぶか……」
シエテ「疲れているのは皆同じですよ。もうひと踏ん張りです」
フローラ「粗方なら魔法で治せるわよ」
ライナルト「……校長室に行くのは、なるべく早くにしよう。事は重大みたいだ」




──翌日
ライナルトたちは校長室へやってきた

シン「やあ。昨日はお疲れ様、そして有難う。学園を守ってくれて」
シエテ「いえ……伝統ある学舎が危険に晒されるのは見過ごせませんから…」
フローラ「大変だったわよ」
シン「さて、昨日皆が戦ったモンスターたち……あれはAASOではウルトラビーストと呼んでいて、異世界からやってきたものなんだ。名前が長いから縮めてUBと呼んでるよ。近頃何故だかそれが大量発生して、迷宮のいろんなところで見るようになったんだよね。もしかして君たち、いくつか戦ってないかな?」
リンアイ「…確か、2箇所の迷宮でライトニングと、グラトニーって呼ばれるモンスターと戦った。昨日の襲撃のときにもいたから、それもUBですね」
シン「そっか。ドバルとボアから学校付近で目撃されたってのは聞いてたけど、いやはや、無事で何よりだ」

ケシェット「成る程。見たことのないモンスターの調査というのは、UBたちのことだったんだね。校長が呼び出しを食らってたせいで此処は襲撃を受けたけど…」
リーフ「校長がいないときを狙った策略だったかもしれないな…」
ライナルト「え、だとしたら頭良すぎない…?いや、モンスターも頭のいい個体がいるのは当然か…」


シン「それで、ルーファスくんなんだけど。シュロスくんとレントくんから話を聞く限り、あるUBに寄生されたみたいなんだ」
フローラ「き、寄生……!?」
シン「ルーファスくんが戦ってたモンスターは、ボクらの界隈でUB-01パラサイトと名付けたものだ。他の生命体に寄生する特徴があって、刺した人に強い神経毒を注入して操って、欲望に忠実にさせたり、凶暴化させたりする。UBの中でも群を抜いて危険なモンスターなんだ」

リーフ「こっっっっっわ!!!!!!刺されなくてよかった!!!!ルーファス先生ありがとう……」
ライナルト「…………、後で体育館裏」
リーフ「何で!?」
ケシェット「うん。俺も同じこと思ってた」
リーフ「ごめん。すみません。すみませんでした」


シエテ「…最初に僕たちを庇ったときに、刺されたのでしょうね。あの間、誰も襲わずに持ちこたえていただけたものです。しかし一体何故…?」
シン「ルーファスくんの場合はもともと無欲なのと、寄生されたときに聖術である程度抑えられたのもあって、そこまで酷くはないみたいだよ。全く、生徒たちを守るために無茶しちゃってさ……UBに加えルーファスくんが生徒たちを襲い始めたら、この学園はひとたまりもなかっただろう」
フローラ「そんな最悪な事態を避けられてよかったわ…あの覇気、尋常じゃなかったもの」
リンアイ「……先生を治すことは出来ないのですか?」
シン「AASOから取り寄せた解毒薬を投与すれば、神経毒の作用を抑えることが出来る。ただ完全に正気に戻すには、寄生したパラサイトを倒すしかない。パラサイトは多分、他の人にも寄生しようと近くをうろついてるはず。次の被害が出る前に討伐しないと」

校長室にアルカディーマが入ってきた

ライナルト「あ、アルカディーマ先生」

ディーマ「校長。失礼します。例のパラサイトがアレーンストリートにて目撃されました。今のところ被害はないそうです。今のうちに仕留めましょう」
シン「ちょうど良かった。早速だけど君たち、アレーンストリートに行ってパラサイトを討伐してきて。被害が増えると恐ろしいことになる。君たちもくれぐれも刺されないように、万全の準備をしていって」

リーフ「!?!?マジで言ってるんすか先生!!」
フローラ「AASOの解毒薬渡しなさいよ!!」
ケシェット「こら!!」
ライナルト「…パラサイトか。ちょっと怖いな…」
シエテ「……寮で装備を確認しましょう。出来るだけ肌の露出は避けて……」
リンアイ「それだけ聞くと女子みたいな発言だな。いや、気を付ける以上のことはないけど」



《アレーンストリート『殉教者の偶像』》
ライナルトたちの前にパラサイトが現れた。
パラサイトは触手を振り下ろし、ライナルトたちに襲いかかってきた

シエテ「触手に当たらないように…!」
リーフ「そんな器用なこと出来ません!!」
ライナルト「覚悟しろパラサイト!ここで仕留めてやる!!」


▼ENEMY▼
パラサイト Lv20×1


<戦闘勝利>
ライナルトたちはパラサイトを倒した!

リンアイ「ふう……。…大丈夫?刺されてない?」
シエテ「刺されたとしても刺した本人が倒れてるので多分大丈夫です」
フローラ「……解毒薬…持ってきてちょうだい……」
リンアイ「大丈夫じゃなさそうなのが一人…」
ライナルト「ホントに危険なモンスターなんだな…とりあえず再生しないように埋めとこ」
リーフ「埋めるならバラバラにしようぜ」
ケシェット「それ意味あるの…?」



《エテルノ学園 校長室》
シン「お帰り!よくやったね!パラサイトは他のUBたちを取り仕切る存在のようだ。パラサイトが倒されてから、UBたちが撤退を始めたって情報が相次いだよ」

ライナルト「! それはよかったです!」
シエテ「いやはや…暫くは安心ですかね」
フローラ「ホントムカついたわ…滅びればいいのに」


シン「だけど根城はあるようだからね。今ボクらはその場所を探している。それが早く見つけられたらこんなことにはならなかった。ごめんね。そして見つけたら、君たちに依頼をすると思う。そのつもりでいてほしい。
今日はホントにお疲れ様、ありがとう!」



──後日
職員室に立ち寄ると、先生たちが集まっていた

ケシェット「……あ、ルーファス先生が復帰してる」

ルーファス「……………………………………。この前はお恥ずかしいところを見せてしまって申し訳ない。すっごく恥ずかしい。穴があったら入りたい。辞職したいレベルで恥ずかしい。無理。実家に帰る」
ディーマ「まあまあ、良いではありませんかルーファス先生。生徒諸君は先生の復帰を待ちわびておりましたぞ。勿論、我々教員もです。怪我の調子を見て、また実習授業をおこなってくださいな」
シュロス「いいのよ。そんなところも貴方らしさなんだから。いつまでも純粋で、子供みたいな一面が本当に素敵なのよ。それに、高いリスクを恐れずに真っ先に生徒たちを守ったんだもの。称賛されるべきだわ」
イレネオ「恥ずかしい出来事は誰にだってあらぁ。あの件はアタシらも忘れっからアンタも忘れな。アンタは生徒たちのために傷を受けながらも戦った。そんで生徒たちを守ったんだ。ただそれだけだ」
ルーファス「皆が優しい………僕の落ち度なのに…気を付けます…」
ディーマ「いやしかし、可愛らしかったですなぁ。神経毒の影響とはいえ、ベテランの教師あろう者が、他の怪我人がいる中で保健室のベッドで布団を被って丸まり「やだ!! 兄さんに会いたい!! 兄さんと会うまで仕事をしないからねっっ!!」とおっしゃる姿は」
ルーファス「や、や、やめてぇ〜〜〜!!!」

ルーファスは赤面して両手で顔をおおった

ルーファス「でも…兄さんに会いたいのは本当なんだ……兄さん…生きてるかな…何処にいるのかなぁ……」
シュロス「………大丈夫。きっと生きているわ。信じることが大切よ」
イレネオ「なあ。アンタの兄貴はアレだろ。アタシの先祖と一緒に活躍した冒険者なんだろ? なら大丈夫だ、兄貴を信じろ」
ルーファス「…うん…」

ライナルト「……先生…」
シエテ「…盗み聞きもよくないですね。帰りましょう」
フローラ「まあ、大人だってそんなときはあるわね。馬鹿にしちゃいけないわ」
リーフ「先生たち、仲良しなんだなぁ」
リンアイ「論点違う」


その後、報酬として校長から命の指輪をもらった!
未知のモンスターを完了しました!


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