お花見


ぽかぽかと春らしい暖かさが体を包むそんな昼下がり……

「こんな日には、お花見へいこう!」

「………」

「寝ないでシュウさん!!おきて!春眠で暁を忘れちゃだめ!!」

かわいい彼女である私の言葉を無視してそのまま寝ようとする彼氏様をゆさゆさと揺らす。
くそぅ…いつも寝てるんだから今日くらい起きてくれたっていいじゃないか…あっ、眉寄せたかわいい

「……んぅ…なに……?」

「お花見、シュウさんお花見いこ!桜!」

「……だるっ……」

「ひどい!!!いいじゃん、いいじゃんたまにはお外デートし!た!い!!」

「わかった…わかったから…揺らすな……すーっ」

「だから寝るなー!!!」

わかったといいつつ眠りこけるシュウさんに零れた諦めのため息。
いや、無理だと思ったけども…付き合ってくれてもいいじゃないか……
と、いじけはじめたとき

「………花子」

名を呼ばれ顔をふっと上げると唇にかわいらしいキスが

「………ふはっ…びっくりしてるかわいい……ちゅっ」

「…………キスとかわいいで誤魔化そうたってそうはいか…ないんだからね」

嘘付け、絆されはじめてるぞ私ちょろい。

「俺は、桜みるよりも…ちゅ……こうやって、桜色に頬染める。花子の顔みるほうが好きだけど…?ちゅ」

「……ずるい…」

「ほら、お花見いく?それとも、お家デート?」

「………お家」

そういうとベットのなかへ引き込まれ
瞬く間に大人の時間に早変わりである。

ベットのなかでもいつも以上のキスが落とされ
「くくっ…花子の体全部、桜色だ…」
なんて、言うシュウさんが妖艶すぎた。

なんか、とてつもなく悔しいので
次こそはこの人を引きずってでもお花見にいきたい。




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