ぼくのすきなひと


可愛い可愛い僕の花子さん
貴女はずーっとずーっと僕のモノだよ?



「あ…っあ…っ、かな、カナト君…かなとくん…っ」



「ん?どうしたの?花子さん…きもちいいの?」



「わかんない…わか…あっ」



三段フリルの姫袖、トーションレースのあしらわれたスカート
中には勿論ふわふわのシフォンパニエが忍んでお姫様みたいにふわりとスカートが膨らんでとても可愛らしい。


けれどその綺麗な胸ははしたなくはだけていて、御伽噺の様に綺麗なスカートから伸びる脚は先程からはしたなく痙攣している。
艶めかしい二本の足の間に割って入ってるのは僕の欲望だ。



初めてのこういう行為に戸惑いを隠しきれない花子さんは
さっきからどうしようもない快楽に蹂躙されながらも「何も知らない女の子」ではなく「気持ちイイ事が大好きな女」の声を小さく漏らす。
けれどそんな「女の子」から「女」にかわってしまった自身が恐ろしいのか先程からポタポタと綺麗な涙を零し続けている。



「花子さん、まだ痛い…?ココ、」



「やっ」



グチッと、先程まで処女膜が守っていた奥を突き上げれば
一層甘い声で啼いてくれる花子さんに胸が高鳴る。
ああ、かわいい…かわいい僕だけの花子さん。



「カナトくん…カナトくん…こわい…こわいよぉ…」



「ん…そうだね、怖いね…いいよ、ホラ…僕をぎゅってしてていいからね?」



ポロポロ
涙は止めどなく溢れてしまって、彼女は事もあろうに自身を犯している僕に助けを求めたから
嗚呼、この人は本当に頼れるのは僕だけなんだって思うと胸がギュってなって思わず優しい言葉をかけてしまった。
花子さんに対してはどうしても甘くなってしまうらしい。



「んっんっんっ…あ、な、なに…なにこれ…あっ、へん…っ」



「嗚呼、イキそうなんだね…僕のモノでイキそうなんだ…花子さんかわいい…かわいい」



何度も何度も突き上げてかき回してぐちゃぐちゃにしてあげれば
膣内がヒクヒクと痙攣し始めたから彼女の限界が近いんだって認識する。


かわいいなぁ…必死に僕に縋り付いてさっきから「助けて」「たすけて」って何度も口にする花子さんは本当に可愛い。
フリルの隙間から除く太腿、君の愛液でベタベタだよ?
まぁ、これから僕のモノも混じるからもっと大変な事になるんだろうけれど…



「ねぇ花子さん…一緒に、イこうか…?」



「あ…っ!?や、か、かなとく…やだ…はげし…ぅあ!」



どうせなら彼女と一緒に果てたくて、さっきよりも激しく打ち付ける早さも強さもあげると
やっぱり可愛く啼いてくれる花子さんは本当に愛おしい。
だってホラ…その濡れた瞳にはもう僕しか映ってないもの。



「花子さん…花子さん…すき、だいすきだよ」



「あっあっ…かな、かなとく…ふぇ…わた、わたし…んぁ…っ!」



きっと花子さんも僕に「だいすき」って言いたかったんだろうけれど
もうそんな余裕もないみたいで「あ」ばかり口にしてしまう彼女に苦笑。
もう…本当にしかたのないひと。



「ホラ…ね?イこう…?」



「…っ…っっ!!あぁ…っ」




ぎゅっと彼女を手を握って最後の突き上げで子宮口をゴリっと抉れば
瞬間甘い声と同時に僕のモノを締め付けてくれたからそのまま彼女の中に全てを吐き出してあげた。
ごぷごぷと注ぎ込まれる度に歓喜で痙攣している花子さんはとてもいやらしい。



「ん、んん…っ…ぁ、おなか…いっぱい。」



「ふふ…そうだね。……おいしかった?」



「ん………カナト君…すき。」




白くて薄いお腹を愛おしげに撫でながらそんな可愛い事を言ってしまう彼女に
少しばかりおどけていってみれば嬉しそうに微笑んでちゅって僕の唇にキスしてくれた。
ああもう…さっきシたばかりだけれどもう一回したくなっちゃうよ。



「あ…カナト君…血…」



「ああそうだね…まぁ僕は花子さんのだったらどんな味でもいいけれど…花子さんは不安だもんね…んんっ」



「ひぅぅぅ」




ふと不安そうに、涙を溜めて見上げてくる彼女に困ったように微笑んで
僕も音を立ててその柔らかな頬にキスをしてから
グッと首筋に牙を埋め込んだ。
さっきまで体を重ねていたから感度は酷く良好だ。




彼女が僕に処女を捧げるのを今まで拒んでいた理由。
それは血の味が変わってしまうから…
僕が以前「貴女の血“は”最高だ」って言ったのをずーっと気にしていたみたい。
あの時僕が「貴女の血“も”」って言っていれば彼女を不安がらせることなんてなかったのかなって思うとちょっと悔しい。



けれどじゅるじゅると吸い上げる変わってしまった彼女の血は予想外のモノで
僕は驚愕と歓喜で頭が狂いそうだ。



「ん…っ、花子さんっ!」




「ぁん…っ、カナト君…?」




勢いよく彼女の体から牙を引き抜いてぎゅっとそのまま抱き締める。
花子さんは困惑していてオロオロしているけれど今はそれどころじゃない。




「すごいよ…血の味、前よりずーっと美味しいよ!嗚呼、花子さん…貴女は本当に僕のモノになる為に生まれてきたんだね!」



「ほ、ほんと…?」



歓喜で声が弾んでしまう。
ああどうしよう…
こんなにも僕の事がだきすきで
こんなにも僕を求める体で
こんなにも僕を夢中にさせる血…
嗚呼、花子さん…花子さんが僕の運命の人だね!




こんなに僕の思い通りになってくれる人が今までいただろうか…




嗚呼、なんて愛おしい…
なんて素敵なひと…




「カナト君カナト君…あの…あのね?」



「?花子さん?どうしたの?」



おずおずと申し訳なさそうに僕に何かを言いかける彼女を覗き込めば
顔は真っ赤で目もさっきより潤んでる…
そして心なしか息遣いも荒い。


そっと彼女の体を解放してあげれば
ゆるゆると震える指で清楚なスカートとパニエをたくし上げるその姿は先程まで処女だったと思えない位淫乱だ。
露わになったのは彼女と愛液と僕の精液でぐしゃぐしゃに蕩けてしまっている彼女の泉



「あの…もういっかい…キモチイイの……ね?」



「…ふふ、花子さんは欲張りさんだなぁ」




そんな可愛いオネダリされちゃったらもう僕だって止まらないよ。
僕を…僕だけを求めてくれてるって思うと
嬉しくてうれしくて、酷く満たされて
またこの溜まってしまった欲望を彼女の中へと吐き出したくて
僕は先程の淫らな時間の再開の合図にと、彼女の胸元へと噛み付いた。



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