鏡開き
荒北:なァ…
新開:どうした?靖友
荒北:あれ、どうすんだ?
「あれ?」
新開:ああ、鏡餅か?
荒北:…いや、あれは鏡餅じゃねェよ
「えー、鏡餅だよ!ねー?」
新開:なー?
荒北:おめェら頭おかしいぞ…
「ひどいなあ」
荒北:笑ってんじゃねェか
新開:実家から送られてきた餅の大きさがみんな違ったから、重ねてみたんだっけ?
「そ。んでせっかくだからみかん乗っけて鏡餅にした」
荒北:どっちかっつったら賽の河原の積み石だろ
「なんてことを!」
新開:まあまあ。で、あれ、食う?
「今日鏡開きらしいからちょうどいいね」
荒北:食えンのか、あれ
「お雑煮にでもしたらいけるんじゃない?」
新開:寒いところに置いといたからカビもないみたいだな
「包丁で切るのは縁起悪いから、叩き割るのがいいみたいだよ?割る?」
荒北:なんで喜んでんだよ。つーかこのサイズで割れンのか?
新開:小餅だからな
「最悪そのままぶっこむ?」
荒北:だな
新開:あ、おしるこもいいな
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