01ぷちたちが遊びにきたようです
● 深空宅、玄関前 ●
ピンポーン
蒼
「はい?」
<ぷち3人、インターホンに背伸びしながら>
ぷちと
「こんにちは、はやとです」
ぷちとも
「おれもいるぞ!」
ぷちぱち
「ちゃんとなまえいわないとあけてもらえないよ?」
ぷちとも
「あ、そうか!やすともです!」
ぷちぱち
「じんぱちです、あそびにきました!」
蒼
「うふふ、いらっしゃい。どうぞー」
● 同リビング ●
蒼
「今日は3人だけで来たの?」
ぷちとも
「おう!」
ぷちぱち
「おっきいじんぱちはかいものいったよ。かちゅーしゃかうって」
ぷちと
「おっきいはやととやすともは、じてんしゃのなんかいるって」
蒼
「そっか」
ぷちとも
「そう、おれのどかわいた…」
蒼
「あ、ごめんごめん!ぷちともはベプシ?」
ぷちとも
「そう!」
蒼
「ぷちととぷちぱちは?」
ぷちと
「おれおれんじじゅーす」
ぷちぱち
「おれはおちゃがいい!」
蒼
「はーい、ちょっと待っててね」
<蒼、それぞれの飲み物が入ったグラスとお菓子の乗った皿をトレイに乗せて戻ってくる>
ぷちと
「あ!チョコレート!! たべていいの!? 」
蒼
「いいよ、もらい物だけどどうぞ」
ぷちと
「やったー!! 」
トゥルルル
蒼
「あ、東堂くんだ」
ぷちぱち
「おっきいじんぱち?」
蒼
「そうみたい、ちょっと待ってね」
<蒼、電話に出る>
蒼
「もしもし?」
東堂
『蒼ちゃん、ぷちたちはお邪魔していないだろうか?』
蒼
「いるよ。3人が買い物だから、ぷち3人で遊びに来たって」
東堂
『それはよかった。今から迎えに行こうと思うのだが…』
蒼
「おっけー」
<ぷちと、蒼の服を引っ張る>
蒼
「あ、東堂くんちょっと待って」
<蒼、ぷちとに顔を寄せて>
蒼
「ん?」
ぷちと
「おっきいはやとは…?」
蒼
「そんな不安そうにしなくて大丈夫。聞いてみるね」
ぷちと
「うん」
蒼
「もしもし東堂くん?新開くんと荒北くんも一緒?」
東堂
『ああ、一緒だ。3人で押しかけたら迷惑か?』
蒼
「んーん、全然。それじゃ待ってるね」
<蒼、電話を切ってぷちとの頭を撫でる>
蒼
「新開くんも荒北くんも一緒に、今から来るって。よかったね」
ぷちと
「そっかぁ、よかった」
ぷちとも
「むぐむぐ…おっきいやすとももくるのか?」
蒼
「そうだよ。あはは、ぷちともは静かだと思ったら…お菓子口につけすぎ、ふふ」
<蒼、ぷちともの口元をティッシュで拭う>
ぷちとも
「ふーん、ま、おれはどっちでもいーけどな!」
蒼
(とかいいながら嬉しそうにしちゃって)
● 数十分後、同リビング ●
荒北
「おめーらいいこにしてたかァ?」
新開
「蒼ちゃん、これおみやげ」
蒼
「あ、ぷりん?しかもプティジェラニアムのだ!ありがとー」
※プティジェラニアム=蒼の好きなパティスリー店
ぷちとも
「おれらのは!? 」
東堂
「そう慌てるな、ちゃんと全員分ある」
ぷちと
「わーい!」
ぷちぱち
「ぷちとはほんとうにたべるのすきだね」
ぷちとも
「でぶになんぞ?」
ぷちと
「うううう…」
蒼
「ああああ泣かないで」
ぷちと
「そうー……」
<ぷちと、目の前にしゃがんだ蒼に抱きつく>
蒼
「大丈夫、ぷにっとしててかわいいよ。ほらほら、一緒に食べよ?」
ぷちと
「そうおれのことすき?」
蒼
「うん、すきだよ」
ぷちと
「よかった、おれもすきー」
東堂
「……」
荒北
「………」
新開
「…………なんかもやもやする」
ぷちとも
「ぼけっとしてんなよー!はやくぷりんくおーぜー!」
東堂
「お、おお、そうだな」
蒼
「それじゃみんなでいただきますしよ!」
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