03ぷちが図書館にきたようです


● 図書館、子供コーナー ●

蒼
「今日はここで好きな本読もっか」

ぷちと
「ここにあるの、どれでもいいの?」

蒼
「うん、どれでもいーよ」

ぷちと
「こんなにいっぱい…!探してくる!」

ぷにぷにぷにぷに[足音]

蒼
(ああもう、目きらきらさせちゃって)

??
「む?蒼か?」

蒼
「え?あれ?福富くん、どーしたの?」

福富
「オレは借りていた書籍の返却に来たんだが…。?そこは子供用のコーナーだろう?」

蒼
「今日はぷちとのつきそい」

福富
「ああ、それでか。で、」

ぷちと
「そうー、これにする!あ、じゅいち。こんにちは」

福富
「こんにちは」

<福富、ぷちとの頭撫で>

福富
「ちゃんと挨拶できて偉いな」

ぷちと
「うん!」

蒼
「うふふ、新開くんも荒北くんも東堂くんもいいパパだけど、福富くんもいいパパだね」

福富
「…そうか?」

<ぷちと、福富の服を引っ張り>

ぷちと
「じゅいち…」

福富
「どうした?」

ぷちと
「あのね、そうがほんよんでくれるんだ。じゅいちはもうかえっちゃう?」

福富
「いやオレは……」

<福富、少し考え>

福富
「迷惑でなければ、オレも一緒でもいいか?」

ぷちと
「うん!! いーよね、そう?」

蒼
「もちろん」


● 同子供コーナー、読み聞かせスペース ●

<蒼、あぐらをかいた福富の足の間に座るぷちとを見て>

蒼
「で?どの本にしたの?」

ぷちと
「これ」

福富
「ベンゼルとグレーデル…」

ぷちと
「おかしのおうちがおいしそうだったから」

蒼
「そ、そっか…」

<蒼、福富をちらりと見る>
<福富、困ったように眉を下げる>

ぷちと
「?」

蒼
「…まあ、いっか。読むよ」


● 数十分後、同読み聞かせスペース ●

ぷちと
「……おいしいおはなしじゃなかった…」

蒼
「う、うーん、そう、だね…」

ぷちと
「…こわかった…べんぜるもぐれーでるも、かわいそうだった」

蒼
「そうだね…でも最後は助かってよかったよね」

ぷちと
「うん…でも、おばあさんも、ちょっとかわいそう…」

蒼
「そっか、ぷちとは優しいねー」

<蒼、ぷちとの頭を撫でる>

福富
「……2人とも、今からまだ時間はあるか?」

蒼
「うん?特に用事はないけど?」

<福富、腕にぷちとを抱えて立ち上がる>

蒼
「どこ行くの?」

福富
「プティジェラニアムの新作に興味はないか?」
※プティジェラニアム=蒼の好きなパティスリー店

蒼
「え、ある!! 」

ぷちと
「?」

福富
「ぷちと、チョコレートパフェ食べるか?」

ぷちと
「はぁぁぁぁ!たべる!! 」

蒼
「福富くん、やさしー」

福富
「お菓子の家が期待外れだったんだ。これくらいはいいだろう」

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