06ぷちが忘れ物を届けてくれたようです


● 深空宅、リビング ●

ぷちぱち
「そうー、きたよー」

巻島
「ん?あー、お前がちびの東堂かァ?」

ぷちぱち
「……?」

巻島
「ちょっと待ってるショ、蒼ならすぐ、」

<蒼、リビングに顔を出し>

蒼
「巻島くん、ぷちぱち来た?」

巻島
「あー、今来たショ」

<ぷちぱち、巻島を気にしながら>

ぷちぱち
「そう、ハンカチ、もってきた…」

蒼
「わざわざごめんね、ありがとう」

ぷちぱち
「うん…」

<蒼、見つめ合うぷちぱちと巻島を見て>

蒼
「あ、えと、もうわかると思うけど、こっちがぷちぱち。で、こっちは巻島くんだよ」

ぷちぱち
「…こん、にち、は…」

蒼
(あれ?ぷちぱち人見知り…?珍しいな)

巻島
「ちゃんと挨拶できるのか、偉いショ」

ぷちぱち
「まき、ちゃん…?」

巻島
「だからその呼び方は……あー、まーいーかァ。なんだ?」

ぷちぱち
「まきちゃん!おれじんぱち!」

蒼
(あれ、人見知りじゃない。もしかして好きすぎて戸惑った、とか?)

巻島
「クク、はいはい、わかったショ」

<巻島、ぷちぱちの頭を撫でる>

ぷちぱち
「えへへ」

巻島
「今日は蒼が忘れたハンカチ届けに来たのか?」

蒼
「そ。遊びに来るついでだって持ってきてくれたの、偉いでしょー」

巻島
「ハ、なんで蒼が誇らしげなんショ」

蒼
「うふふ。あ、東堂くんちの洗剤、すごいいー匂い。ほら」

<蒼、巻島にハンカチを近づける>

巻島
「確かにいい匂いなんだけど、アイツを思い出すとなーんか素直に納得できねーんだよなァ…」

<ぷちぱち、巻島の足に抱きつき>

ぷちぱち
「まきちゃん、いっしょにあそぼ?」


● 数分後、同リビング ●

東堂
「まーきーちゃーーん!!! 」

巻島
「げ、」

蒼
「あ、ははは…ごめんね巻島くん。どこから聞きつけたのか…」

巻島
「いや、蒼のせいじゃねーのはわかってるショ」

蒼
(巻島くん、顔が引きつってる…)

東堂
「なぜだ巻ちゃん!何度も電話したではないかーー!!」

巻島
「ああ、気づかねーことにしたショ」

東堂
「なぁーーーーー!!!? 」

ぷちぱち
「おっきいじんぱち、うれしそう」

蒼
「うふふ、なんだかんだ仲いーよね」

東堂
「ぷちぱちとは仲良く遊んでいたではないか!見ていたぞ!」

巻島
「あー、あー、なんの話だ?」

東堂
「まーきーちゃーん!」

蒼
「もうちょっと見てよっか」

ぷちぱち
「うん!」

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