ポリネシアンA
DAY 2
いやらしい夢を見た。
ビーチチェアで横たわるルーファウスに跨り、オイルでぬるつく体をぴったりと寄せると、上下に何度も体を滑らせた。乳房の先端は硬さを増し、必死に腰を揺らして擦り付けていたのは最早別の液体だったかも知れない。 実際、昨日のみみはそうしてサンオイルをルーファウスの体に塗布したのだ。 ただ一つ現実と違ったのは、そのままそそり立つ彼のペニスを秘裂へと挿し込んだことだ。実際はそうしようとする前にルーファウスに静止されてしまった。 どうやら彼は、自分を焦らし続けるつもりらしい、とみみは悟った。 でも、どのくらい…?
「ん…」
みみが薄らと目を開けると、自分を見下ろすルーファウスの姿が視界の端に映った。 寝起きで無抵抗なみみの体を、彼の手がじっくりと愛撫している。淫夢の原因は、眠りに落ちる直前まで与えられていたこのもどかしい刺激のせいだ。みみは覚醒していない頭で漠然とそう考えた。
「起きたか」
「ん、ん…っ」
目覚め直後の不明瞭な意識の中で、みみは与えられる快楽に素直に喘ぎ声を上げた。体の反応は鈍く、甘い刺激をただ着実に体内に蓄積していった。 へその下を優しく捏ねるルーファウスの手は、みみの子宮に直接疼きを送っているようだ。
「艶かしい寝言に起こされてな。淫夢でも見ていたのか?」
みみはそう言い当てられ、首を振る事もできずにじっと押し黙る。それを肯定と捉えたルーファウスはふっと笑い、衣服を纏っていないみみの乳房の突起に爪を押し込ませる。
「そんなに期待していたのか」
「ひぁ、ち、ちが…」
乳首に立てた爪を軽く震わせると、より明確な刺激がみみの意識を覚醒させた。
「期待に応えてやらんとな。朝食を食べたら、今日は一日中ベッドで可愛がってやろう」
みみはその言葉に生唾を飲む。 秘裂は既にとろとろと愛液を分泌し始めていた。
ーー
朝食にはデザート代わりの様々なフルーツが添えられてあった。普段は手の届かない高級品ばかりだ。 それを一つ一つ、ルーファウスの手が運んでくる。
「これも珍しい品種だ」
果汁をたっぷりと含んだメロンを差し出され、みみは素直に口を開く。加工品とは違う自然な甘さが舌に広がった。 一切れが大きく、口の端から果汁が滴る。ルーファウスはそれを舌で舐め取っては、みみの唇に吸い付く。彼が食後に飲むコーヒーの苦さが、フルーツの甘さを中和していった。
「甘いな」
先程から何度も繰り返される口づけに、唇はじんじんと甘く痺れている。みみは蕩けた思考で朝食のプレートを眺めた。 そこには皮を綺麗に取り除いたブドウが一つだけ残されていた。 朝食が、終わってしまう。 間もなく訪れる淫靡な時間に思いを馳せ、みみの鼓動は早くなった。 ブドウを摘んだルーファウスの指が近づく。 みみは唇を震わせ、それを口で受け止める。その指は引き抜かれる事なく、そのまま口中を弄り始めた。
「あぇ…」
人差し指と中指で舌を挟まれ、ぐいと引き出される。みみの口から果汁と唾液が混ざり合ったものがぽたぽたとこぼれ落ちた。
「ああ、勿体ないな…」
顎から胸元に落ちた滴を、ルーファウスが舌で舐め取る。今度は彼の指が深く差し込まれ、みみはその指が喉奥に侵入してこないよう必死に舌を蠢かせた。 その様子を堪能した後、ルーファウスはゆっくりと指を引き抜く。粘度の高い唾液が太い糸を引き、そして離れた。
「さぁ、お楽しみの時間だ」
ーー
みみは横抱きにされ、ベッドへと連れ戻された。ルーファウスはサイドテーブルの引き出しから真紅のリボンを数本取り出す。 みみの両手首にそれぞれリボンを巻きつけ、ベッドの端に括り付ける。 脳裏に嫌な予感が過り、みみはつい抵抗しそうになるが、ルーファウスは頭を撫でて彼女をたしなめた。
「心配するな、今日は側にいる」
両足首にも同様にシルクのリボンが巻かれ、みみはベッドの上に磔にされる。 不安げな表情でルーファウスを見上げると、彼は穏やかにこちらを見下ろしていた。
「なに、ちょっとしたお遊びだ」
ルーファウスはみみの不安を取り除くかの様に、額から頬へ、それから身体中へとキスを落とし始める。足先まで行き着く頃には、みみの体は忘れかけていた火照りをすっかり取り戻していた。
「良い顔だ」
そう言いながらまた一本、赤いシルクのリボンを取り出し、今度はみみの目元にそっと被せてやる。視界が塞がれ、みみは呼吸を乱した。 ルーファウスが腹に指を滑らせると、吐息混じりの喘ぎ声が上がる。
「すぐ戻る」
ベッドから一人分の重みが消え、みみはドキリとする。 シルクのリボンで拘束された手足は、いつも使われる拘束具とは違い全力で抵抗すれば何とか外せる筈だ。しかし、みみにその意思はない。 何より、鼓動が早まる理由が恐怖ではなく期待だと言うことを、みみはもう自覚し始めていた。元には戻れない自分の体に思いを馳せ、みみは熱い吐息を漏らす。
「みみ」
ルーファウスがベッドに戻り、みみの名を呼んだ。
「ひゃ、あっ」
突然冷たいとしたものが脇腹を伝い、みみは身を仰け反らせる。背中に流れていくそれは液体の様だった。 ルーファウスは期待通りの反応にほくそ笑む。氷を摘んだ指からまた一つ、ポタリと水滴を落とした。
「っ…あっ」
冷たい液体が乳房に落ち、全身が粟立つ。尖端で硬く存在を主張する乳首に、ルーファウスはまた一滴、水滴を落とした。
「うぅんっ…」
ぴくぴくと体を震わせながら、みみは奥歯を噛み締める。視界を奪われているせいで、全身が自然と神経を尖らせてしまう。冷たい液体が体を伝うだけだというのに、その度に体が過剰に反応した。 ルーファウスが胸の谷間に小さくなった氷を滑らせる。冷たくなった指先でみみの首を優しく掴むと、深い口づけを落とした。
「ぁぅ…むっ…」
みみがルーファウスの唾液を何度か飲み下し、身体中の熱が再び戻った頃、ルーファウスは唾液を纏った唇をようやく離した。
「みみ…。今日も、こうして愛撫を受け続けるだけだ。分かるな?」
ルーファウスの残酷な言葉に、みみは情けない声を上げる。同時に、体が期待に震え、腰にじんじんと痺れが走った。
「心配するな。飽きない様に、良いものを聴かせてやろう」
そう言い、ルーファウスは荷物の中から取り出したヘッドフォンをみみの耳に装着した。 外部の音が遮断され戸惑うが、それ以上に、ヘッドフォンから聴こえてくる音声にみみの体は硬直する。 大音量で再生される自分の喘ぎ声。肌の打ち付ける音に、粘質な水音。 みみは全身をカッと熱くさせ、身を捩った。
「あぁぁ…やだぁ…何でこんな…」
一体いつこんなものが録音されていたのだろう。それよりも、自分がこんなに乱れていたなんて…。 ルーファウスに激しく腰を打ち付けられた記憶が鮮明に蘇り、無意識に膣を引き締める。
「あ…あぁ…」
ルーファウスは口をぱくぱくとさせるみみを愉しげに見下ろした。 その手には柔らかな鳥の羽が握られている。鮮やかな色彩を放つこの鳥の羽は、その見た目から装飾品に用いられる事が多い。だが、この細長く繊細な羽毛を、一部の嗜好家が愛撫の道具として好んで使うというのだから面白い。
「さぁ、もっと可愛がってやろう」
そう独りごち、視覚と聴覚を奪った体に、鳥の羽をスルリと滑らせる。 先程とは異なるくすぐったい刺激に、みみは体をくねらせた。
「ああぁん…!」
ヘッドフォンで耳を塞がれているせいか、みみの口から漏れる喘ぎ声はいつもより大きい。繊細な羽毛の感触は、徐々に逃れたくなるような微弱な快楽へと変換される。
「あっ、だ、だめッ…」
決定的な刺激を与えないまま、ルーファウスはみみの体中をその羽でくすぐり始めた。性器を避けて与えられる刺激は、みみの体に耐え難い疼きを蓄積させてゆく。
「あっあっ、へ、変になっちゃ…!」
もどかしい責めを受け続け、みみは明確な刺激を求めて腰をくねらせた。その痴態に陰茎が熱を帯びるが、ルーファウスがその手を止めることはない。
「あぁぁ…も、やめてぇ…」
生殺しの様に全身に与えられる快楽。一方で、耳から入ってくる情報は激しく犯される自分の姿だ。みみは頭を混乱させ、半狂乱に陥りながら、淫靡な沼へと落とされてゆく。
『ああっだめっ、きちゃう…!』
ヘッドフォンから聞こえる自分の声が、ルーファウスに絶頂が近いことを告げていた。
『みみ、みみ…愛してる…』
『イくっ、イくッ…いくぅぅぅ!』
それに釣られる様に、みみは背中を大きく仰け反らせた。 体がビクビクと震えるが、自分が実際に絶頂を迎えたのかどうかは分からなかった。 数秒後、みみの体は弛緩しベッドへと沈み込む。ルーファウスはその様子を暫く目で堪能し、また羽を彼女の体に滑らせる。
「あぁぁっ…も、やらぁぁ…」
「そう言うな。時間はたっぷりある」
コスタ・デル・ソルの太陽はまだ昇り切ってもいない。 ルーファウスはベッドの上で体を踊らせるみみの姿をいつまでも愉しんだ。
いやらしい夢を見た。
ビーチチェアで横たわるルーファウスに跨り、オイルでぬるつく体をぴったりと寄せると、上下に何度も体を滑らせた。乳房の先端は硬さを増し、必死に腰を揺らして擦り付けていたのは最早別の液体だったかも知れない。 実際、昨日のみみはそうしてサンオイルをルーファウスの体に塗布したのだ。 ただ一つ現実と違ったのは、そのままそそり立つ彼のペニスを秘裂へと挿し込んだことだ。実際はそうしようとする前にルーファウスに静止されてしまった。 どうやら彼は、自分を焦らし続けるつもりらしい、とみみは悟った。 でも、どのくらい…?
「ん…」
みみが薄らと目を開けると、自分を見下ろすルーファウスの姿が視界の端に映った。 寝起きで無抵抗なみみの体を、彼の手がじっくりと愛撫している。淫夢の原因は、眠りに落ちる直前まで与えられていたこのもどかしい刺激のせいだ。みみは覚醒していない頭で漠然とそう考えた。
「起きたか」
「ん、ん…っ」
目覚め直後の不明瞭な意識の中で、みみは与えられる快楽に素直に喘ぎ声を上げた。体の反応は鈍く、甘い刺激をただ着実に体内に蓄積していった。 へその下を優しく捏ねるルーファウスの手は、みみの子宮に直接疼きを送っているようだ。
「艶かしい寝言に起こされてな。淫夢でも見ていたのか?」
みみはそう言い当てられ、首を振る事もできずにじっと押し黙る。それを肯定と捉えたルーファウスはふっと笑い、衣服を纏っていないみみの乳房の突起に爪を押し込ませる。
「そんなに期待していたのか」
「ひぁ、ち、ちが…」
乳首に立てた爪を軽く震わせると、より明確な刺激がみみの意識を覚醒させた。
「期待に応えてやらんとな。朝食を食べたら、今日は一日中ベッドで可愛がってやろう」
みみはその言葉に生唾を飲む。 秘裂は既にとろとろと愛液を分泌し始めていた。
ーー
朝食にはデザート代わりの様々なフルーツが添えられてあった。普段は手の届かない高級品ばかりだ。 それを一つ一つ、ルーファウスの手が運んでくる。
「これも珍しい品種だ」
果汁をたっぷりと含んだメロンを差し出され、みみは素直に口を開く。加工品とは違う自然な甘さが舌に広がった。 一切れが大きく、口の端から果汁が滴る。ルーファウスはそれを舌で舐め取っては、みみの唇に吸い付く。彼が食後に飲むコーヒーの苦さが、フルーツの甘さを中和していった。
「甘いな」
先程から何度も繰り返される口づけに、唇はじんじんと甘く痺れている。みみは蕩けた思考で朝食のプレートを眺めた。 そこには皮を綺麗に取り除いたブドウが一つだけ残されていた。 朝食が、終わってしまう。 間もなく訪れる淫靡な時間に思いを馳せ、みみの鼓動は早くなった。 ブドウを摘んだルーファウスの指が近づく。 みみは唇を震わせ、それを口で受け止める。その指は引き抜かれる事なく、そのまま口中を弄り始めた。
「あぇ…」
人差し指と中指で舌を挟まれ、ぐいと引き出される。みみの口から果汁と唾液が混ざり合ったものがぽたぽたとこぼれ落ちた。
「ああ、勿体ないな…」
顎から胸元に落ちた滴を、ルーファウスが舌で舐め取る。今度は彼の指が深く差し込まれ、みみはその指が喉奥に侵入してこないよう必死に舌を蠢かせた。 その様子を堪能した後、ルーファウスはゆっくりと指を引き抜く。粘度の高い唾液が太い糸を引き、そして離れた。
「さぁ、お楽しみの時間だ」
ーー
みみは横抱きにされ、ベッドへと連れ戻された。ルーファウスはサイドテーブルの引き出しから真紅のリボンを数本取り出す。 みみの両手首にそれぞれリボンを巻きつけ、ベッドの端に括り付ける。 脳裏に嫌な予感が過り、みみはつい抵抗しそうになるが、ルーファウスは頭を撫でて彼女をたしなめた。
「心配するな、今日は側にいる」
両足首にも同様にシルクのリボンが巻かれ、みみはベッドの上に磔にされる。 不安げな表情でルーファウスを見上げると、彼は穏やかにこちらを見下ろしていた。
「なに、ちょっとしたお遊びだ」
ルーファウスはみみの不安を取り除くかの様に、額から頬へ、それから身体中へとキスを落とし始める。足先まで行き着く頃には、みみの体は忘れかけていた火照りをすっかり取り戻していた。
「良い顔だ」
そう言いながらまた一本、赤いシルクのリボンを取り出し、今度はみみの目元にそっと被せてやる。視界が塞がれ、みみは呼吸を乱した。 ルーファウスが腹に指を滑らせると、吐息混じりの喘ぎ声が上がる。
「すぐ戻る」
ベッドから一人分の重みが消え、みみはドキリとする。 シルクのリボンで拘束された手足は、いつも使われる拘束具とは違い全力で抵抗すれば何とか外せる筈だ。しかし、みみにその意思はない。 何より、鼓動が早まる理由が恐怖ではなく期待だと言うことを、みみはもう自覚し始めていた。元には戻れない自分の体に思いを馳せ、みみは熱い吐息を漏らす。
「みみ」
ルーファウスがベッドに戻り、みみの名を呼んだ。
「ひゃ、あっ」
突然冷たいとしたものが脇腹を伝い、みみは身を仰け反らせる。背中に流れていくそれは液体の様だった。 ルーファウスは期待通りの反応にほくそ笑む。氷を摘んだ指からまた一つ、ポタリと水滴を落とした。
「っ…あっ」
冷たい液体が乳房に落ち、全身が粟立つ。尖端で硬く存在を主張する乳首に、ルーファウスはまた一滴、水滴を落とした。
「うぅんっ…」
ぴくぴくと体を震わせながら、みみは奥歯を噛み締める。視界を奪われているせいで、全身が自然と神経を尖らせてしまう。冷たい液体が体を伝うだけだというのに、その度に体が過剰に反応した。 ルーファウスが胸の谷間に小さくなった氷を滑らせる。冷たくなった指先でみみの首を優しく掴むと、深い口づけを落とした。
「ぁぅ…むっ…」
みみがルーファウスの唾液を何度か飲み下し、身体中の熱が再び戻った頃、ルーファウスは唾液を纏った唇をようやく離した。
「みみ…。今日も、こうして愛撫を受け続けるだけだ。分かるな?」
ルーファウスの残酷な言葉に、みみは情けない声を上げる。同時に、体が期待に震え、腰にじんじんと痺れが走った。
「心配するな。飽きない様に、良いものを聴かせてやろう」
そう言い、ルーファウスは荷物の中から取り出したヘッドフォンをみみの耳に装着した。 外部の音が遮断され戸惑うが、それ以上に、ヘッドフォンから聴こえてくる音声にみみの体は硬直する。 大音量で再生される自分の喘ぎ声。肌の打ち付ける音に、粘質な水音。 みみは全身をカッと熱くさせ、身を捩った。
「あぁぁ…やだぁ…何でこんな…」
一体いつこんなものが録音されていたのだろう。それよりも、自分がこんなに乱れていたなんて…。 ルーファウスに激しく腰を打ち付けられた記憶が鮮明に蘇り、無意識に膣を引き締める。
「あ…あぁ…」
ルーファウスは口をぱくぱくとさせるみみを愉しげに見下ろした。 その手には柔らかな鳥の羽が握られている。鮮やかな色彩を放つこの鳥の羽は、その見た目から装飾品に用いられる事が多い。だが、この細長く繊細な羽毛を、一部の嗜好家が愛撫の道具として好んで使うというのだから面白い。
「さぁ、もっと可愛がってやろう」
そう独りごち、視覚と聴覚を奪った体に、鳥の羽をスルリと滑らせる。 先程とは異なるくすぐったい刺激に、みみは体をくねらせた。
「ああぁん…!」
ヘッドフォンで耳を塞がれているせいか、みみの口から漏れる喘ぎ声はいつもより大きい。繊細な羽毛の感触は、徐々に逃れたくなるような微弱な快楽へと変換される。
「あっ、だ、だめッ…」
決定的な刺激を与えないまま、ルーファウスはみみの体中をその羽でくすぐり始めた。性器を避けて与えられる刺激は、みみの体に耐え難い疼きを蓄積させてゆく。
「あっあっ、へ、変になっちゃ…!」
もどかしい責めを受け続け、みみは明確な刺激を求めて腰をくねらせた。その痴態に陰茎が熱を帯びるが、ルーファウスがその手を止めることはない。
「あぁぁ…も、やめてぇ…」
生殺しの様に全身に与えられる快楽。一方で、耳から入ってくる情報は激しく犯される自分の姿だ。みみは頭を混乱させ、半狂乱に陥りながら、淫靡な沼へと落とされてゆく。
『ああっだめっ、きちゃう…!』
ヘッドフォンから聞こえる自分の声が、ルーファウスに絶頂が近いことを告げていた。
『みみ、みみ…愛してる…』
『イくっ、イくッ…いくぅぅぅ!』
それに釣られる様に、みみは背中を大きく仰け反らせた。 体がビクビクと震えるが、自分が実際に絶頂を迎えたのかどうかは分からなかった。 数秒後、みみの体は弛緩しベッドへと沈み込む。ルーファウスはその様子を暫く目で堪能し、また羽を彼女の体に滑らせる。
「あぁぁっ…も、やらぁぁ…」
「そう言うな。時間はたっぷりある」
コスタ・デル・ソルの太陽はまだ昇り切ってもいない。 ルーファウスはベッドの上で体を踊らせるみみの姿をいつまでも愉しんだ。