ポリネシアンE
DAY 5 (part2)
遅めの朝食は、中々終わりそうになかった。ルーファウスは食後のコーヒーを口に含み、足元に目を向ける。
「朝食が冷めてしまったぞ、みみ」
脚の間ではみみが懸命にペニスをしゃぶっていた。堪らない光景だ、とルーファウスは目を細める。
思考を焼き切るようなもどかしい快楽責めが終わり、ようやく性器への接触を許されたのだ。みみは四日間欲してならなかった陰茎を愛おしげに吸い上げる。
「そんなにこれが好きか」
「ふぁい…」
こんな痴態を誰が想像出来ただろうか。ルーファウスは満たされる征服欲に口許を歪ませた。
こちらを見上げたままペニスを口で扱く姿は、あまりに煽情的でルーファウスでさえ直ぐに射精してしまいそうになる。
「みみ、膝の上に」
それでは勿体ないと、ルーファウスはみみを膝の上に呼び寄せる。彼と向き合うように脚を跨がせるみみを制し、ルーファウスは彼女の体を朝食が並ぶテーブルへと向けさせた。
「朝食がまだだろう?」
そう言うと、ルーファウスはいきり立った陰茎を背後から挿入し、みみを膝の上に跨がせる。
「ああぁっ…」
ルーファウスの膝上で開脚させられたみみは、辛うじて床に届くつま先をピンと伸ばした。まるでペニスに串刺しにされているような感覚だ。
「さぁ、食べ終わるまではこのままだ」
「そ、んなっ、あっ」
ゆさり、と背後からルーファウスが腰を揺らし、亀頭が膣奥を容赦なく捏ね上げた。
性器への表面的な愛撫では決して得られない深い快楽が、ぞわぞわと全身を襲う。
「ぁ…むり、むり…!」
こんなの、すぐにイっちゃう…。
みみはテーブルにしがみつき、震える腰をわずかに持ち上げた。
「自分で食べられるな?」
有無を言わさぬトーンでそう命じられ、みみは何とかフォークを手に取り、朝食のサラダを口に運ぼうとする。
ルーファウスはその様子を愉しげに見守った。
「あ…ぁ…」
しかし、それを上手く口に運ぶことが出来ず、みみは食材の殆どをテーブルに溢してしまう。悪戯に興じるルーファウスはその光景にほくそ笑んだ。
「行儀が悪いな」
「ひぁっ!」
失態を咎めるようなトーンでそう吐き、下から腰を打ち据える。テーブルとつま先で僅かに支えられただけの体は、ルーファウスのペニスを膣奥で受け止めた。
みみは堪らずテーブルにしがみつき、ぶるぶると尻を痙攣させる。どうやら絶頂を迎えたらしい。
「ぁ…あぁぁ…」
「さぁ、日が暮れてしまうぞ」
狡猾な笑みを浮かべ、ルーファウスはみみにそう告げた。
ーー
「あっ…いく…いっちゃ、う…!」
太陽は高く昇り、朝食のテーブルは食べこぼしですっかり汚れている。食べることを諦めたみみは、テーブルに突っ伏したまま快楽を貪るように尻を弾ませていた。
ルーファウスは濃い愛液で泡立つ結合部を眺めながら、射精を迎えようとしている。自ら浅ましく尻を振るみみの姿は、どんな男も簡単に絶頂へと導く淫猥さだった。
「あ、あっ、るーっ…ああっ」
「…っ、みみ…」
みみが何度目かの絶頂を迎えた瞬間、ルーファウスは彼女の尻を掴み亀頭を膣奥へと叩き込んだ。
どくどくとペニスを脈打たせながら、長い射精を味わう。
「テーブルは…片付けさせよう」
弛緩したみみの体を後ろから抱き寄せ、ルーファウスは囁いた。うなじに何度かキスを落とし、痙攣するみみの体を宥めてやる。
「ぁ、あ…」
みみの脚を背後から持ち上げ、ペニスを引き抜く。吐精したばかりの精液がぽたぽたと床に滴り落ちた。
ーー
部屋に清掃が入っている間、二人は浜辺のビーチチェアの上で裸のまま抱き合っていた。
コスタ・デル・ソルの強い日差しが頭上から降り注ぐが、それを遮るパラソルの下は、さながら二人だけの世界だ。
「ちゅ…」
唾液の糸を繋ぎ二人の唇が離れる。ルーファウスはみみの体を反転させ、後ろから抱き締めるような体勢で脚を広げてやる。
「良く出したからな。一度掻き出してやろう」
ルーファウスはみみの蜜壺に指を差し込み、精液を掻き出すように指を蠢かせた。その途端、みみは何かが漏れ出しそうな感覚に襲われる。
「あっあっ、で、出ちゃうの…」
いつもなら身を捩って抵抗するところだが、今日は違った。みみは自ら腰を突き出し、震える両脚を膝裏から抱え込む。
「いいぞ、全て出せ…しっかり見ていてやる」
「あっ、う、でちゃ…っ」
みみは甘い喘ぎ声を上げ、秘裂からピュッピュッと潮を吹き上げた。その光景に気分を良くしたルーファウスは、指を折り曲げ勢いよく膣から引き抜く。
「んあっ…」
すると今度は大量の潮が放物線を描きながら砂浜へ向かって噴射された。
「良い子だ、みみ」
ルーファウスはそう言い、背後から耳の穴を舌で犯し始める。ぬるりとした感触と粘質な水音にみみは呼吸を震わせた。
「まだ出せるな?」
彼はその後も執拗に膣内を指で掻き回し、尿とも潮とも分からぬものをみみの体から全て放出させた。
「…部屋に戻ろうか」
そろそろ掃除が終わる頃だ。
体を仰け反らせぴくぴくと震えるみみを横抱きにし、ルーファウスは立ち上がる。
ビーチチェアの足元はみみの体液ですっかり砂の色を変えていた。
ーー
ルーファウスが焚いた香は、甘くウッディな香りでみみの心を落ち着かせた。
シャワーで一度体を清めた二人は、キスをしながらベッドに横たわる。カーテンは閉じられ、部屋の間接照明はロマンチックな雰囲気を醸していた。
「この香はコスタ・デル・ソルで特別に調合されているものだ」
ルーファウスはみみの髪を纏めながらそう囁く。
「女の身体には催淫作用を、男の身体には勃起持続作用をもたらす…と言われている」
ルーファウスは悪戯っぽい笑みを浮かべ、効果の程は定かではないがな。と付け足す。
みみの息は既に上がり、蕩けた瞳は期待で濡れ光っていた。
「もっと気持ち良くなりたいだろう?」
こくり、とみみが頷く。半開きの口から、唾液で濡れた舌が覗いている。
ルーファウスはベッドサイドに据えられたボトルの蓋を開け、粘度の高いローションを垂らして見せた。
「これも、抽出した精油で作られたものだ。体に擦り込んでやろう」
ルーファウスはそう言い、いきり立ったペニスにローションをたっぷりと塗布する。ちゅくちゅくと音を立てて扱かれるそれに、みみは息を呑んだ。
「中にもな」
「あ、あぁ…」
みみの膣内にペニスが侵入する。既に愛液で濡れそぼったそこは、ローションを纏った陰茎を難なく受け入れていった。
小さく腰を揺らし、膣壁に液体を擦り付ける。ルーファウスはペニスを挿入させたまま、みみの体にローションを塗布し始めた。
「ああぁん…」
みみは眉を寄せ、体の上を這い回るルーファウスの手の感触を味わった。
蜜壺はじんじんと疼き、部屋に充満する香はみみの体をますます火照らせてゆく。
「ふ、良く効いているようだな?」
ルーファウスはその様子に目敏く気付き、目を細めみみを見下ろす。
この地で売られている眉唾物の精油などより、神羅製の媚薬の方が効き目は確かだ。体を支配するだけならば、その方が手っ取り早いとルーファウスはよく理解している。
だが、そんなものはもう必要ないのだ。精油の効き目は些末な問題であり、みみの興奮を呼び起こしさえすれば、それで十分だった。
ローションを纏った手が重い乳房を持ち上げるように何度も胸を揉みしだく。勃起した乳首を指で転がしてやれば、みみは腰を仰け反らせ、はしたない喘ぎ声を上げた。
「んぅぅ…い、いっちゃう…」
「ほう?胸だけでイけるとは感心だ」
腰の動きは止めたまま、ルーファウスは胸への刺激を続ける。てらてらと濡れ光る乳房は揉みしだかれて何度も形を変える。一定の間隔で乳首から送られる刺激にみみは膣を引き締め、膣内に留まっているだけのペニスから貪欲に快楽を拾い集めた。
その快楽は、みみを確実に高みへと導いてゆく。
「あっ…いっちゃう、よぉ…」
「遠慮するな。イけ」
逆らうことの許されない彼の支配的な口調は、みみにとっては今や興奮剤となっていた。ゾクゾクと全身に快楽の震えが駆け巡る。
「んっ、るー、あ、すき、あぁっ」
絶頂を迎えたみみの膣がぎゅうぎゅうとペニスを締め付けた。ルーファウスは深く息を吐き、その刺激を堪能する。
「良いぞ…ああ、こちらも可愛がってやろう…」
ルーファウスはペニスを差し込んだままの秘所へと手を伸ばし、その脇でぷっくりと充血した肉芽を擦り上げた。
「ひ、あああっ!」
体に電流が走り、みみはペニスで貫かれたままベッドの上で海老反りになる。陰茎が激しく締め上げられ、ルーファウスは思わず顔を顰めた。
「っは…すごいなっ…」
「や、いってるのに…っまた、あ、ああぁっ」
あっという間に絶頂を迎え、みみの体がベッドの上で跳ね上がる。その片脚を抱えると、ルーファウスはオイルを纏った指で肉芽の根本を円を描くように優しく撫でてやった。勃起したそれは彼の指の動きに合わせ上下左右に動き回る。
「ふぁ、る、や、またいっちゃ…んあぁっ」
四日間もどかしい責めを耐え抜いた体にはあまりに暴力的な快楽だ。みみはルーファウスが陰核をひと撫でする度に軽い絶頂を迎えていた。
「いく、あっ、いっ、いうッ」
「まずいな…」
みみの膣がザワザワと蠢き、ルーファウスは高まる射精感に耐えきれず腰を動かし始めた。
「みみ、自分で触ってみろ…」
みみの手が秘裂に触れるよう導かれる。
自分の指で快楽を貪るとは、なんと浅ましい行為なのだろう。だが、それに嫌悪するどころか興奮は高まるばかりだった。
そしてついにみみは自らの手で肉芽を刺激し始めた。
「ああ…いやらしいな…もっとだ…」
ルーファウスはうっとりとした声でそう呟く。そのままみみの両脚を抱え、数日ぶりに肌を打ち付けるような激しいピストンを始めた。みみの鳴き声が一段と大きくなり、部屋中に響き渡る。
「あぁぁこれだめッ…すごいの、すごいのくるッ…きちゃうっあっ…るーっ!」
更なる高みへ向かおうと、みみは自らの指先でクリトリスを激しく擦り上げた。
その淫猥な光景に更に興奮を煽られたルーファウスは、容赦なくペニスを蜜壺に叩き込む。
「あぁぁイく、いくうぅっ」
「く、う…ッ」
ルーファウスは亀頭で膣奥を殴りつけ、そこに思い切り精を吐き出した。
えも言われぬ充足感に襲われ、目を閉じ射精の余韻を味わう。
「く…今日は、手加減するつもりだったんだがな。…どうした?」
ルーファウスがペニスを引き抜いてもなお、みみは体を痙攣させていた。快楽で蕩け切った瞳からボロボロと涙を溢し、呼吸もままならない口で必死に言葉を紡ぐ。
「ひっ…い、くの、とまら、ないの…」
「…ほう、それはいい」
ビクン、ビクン、と体を震わせ続けるみみを見下ろし、ルーファウスは何かを企んだ様な笑みを浮かべた。
へその下にローションを塗り伸ばし、先程精を送り込んだばかりの子宮付近を優しく揉んでやる。
何度も絶頂を迎えたそこは、腹を揉まれただけで疼くような快楽を生み出した。
「あぁぁ…やだ、あ、こわい…っ」
みみは目を見開き自分の下腹部を見下ろした。信じられない事に、ぐにぐにと腹の肉を押されるだけで、体が絶頂を迎えようとしている。
「大丈夫だ、みみ」
残酷で甘美なルーファウスの言葉がみみに追い討ちをかける。子宮に直接耐えがたい振動が送られ、その言葉通り抗うことなど出来なかった。
「るー、あ、うあっ、ひ、あっ」
荒い呼吸を繰り返し、腹からの刺激を受け止める。これまで触れられる度に不穏な疼きをもたらしてきたそこは、今や凶悪な快楽をもたらす性感帯へと変貌を遂げていた。
「みみ…」
ルーファウスは上体を倒しみみに覆いかぶさる。空いている手をみみの指に絡ませ、ぎゅっと手を握り締めた。
間近に覗き込まれる顔。その美しく残虐な青の双眸が自分を見つめてー。
「愛している」
「ーっっ…」
みみは胸を反らせた。ピンと伸ばした足のつま先をギュッと丸め、声もなく絶頂を迎えた。
乳首や陰核から与えられるものとは本質的に異なる、深い快楽だった。
「…良い子だ」
目を見開き放心状態に陥ったみみを見下ろし、ルーファウスは囁く。
それから慈しむ様に、彼女の頭から瞼、頬にかけて何度もキスを送った。
「そうだな、もっと印をつけておこう」
俺のものだからな。
ルーファウスはそう独りごち、みみの全身にいくつものキスマークを作ってゆく。
しばらくするとみみはまた甘い声を上げ始めた。
無論、これだけで終わらせるつもりはない。ルーファウスは微笑み、みみの体を再び愛撫し始める。
二人は日が暮れてもなお、体を重ね合うのだった。
遅めの朝食は、中々終わりそうになかった。ルーファウスは食後のコーヒーを口に含み、足元に目を向ける。
「朝食が冷めてしまったぞ、みみ」
脚の間ではみみが懸命にペニスをしゃぶっていた。堪らない光景だ、とルーファウスは目を細める。
思考を焼き切るようなもどかしい快楽責めが終わり、ようやく性器への接触を許されたのだ。みみは四日間欲してならなかった陰茎を愛おしげに吸い上げる。
「そんなにこれが好きか」
「ふぁい…」
こんな痴態を誰が想像出来ただろうか。ルーファウスは満たされる征服欲に口許を歪ませた。
こちらを見上げたままペニスを口で扱く姿は、あまりに煽情的でルーファウスでさえ直ぐに射精してしまいそうになる。
「みみ、膝の上に」
それでは勿体ないと、ルーファウスはみみを膝の上に呼び寄せる。彼と向き合うように脚を跨がせるみみを制し、ルーファウスは彼女の体を朝食が並ぶテーブルへと向けさせた。
「朝食がまだだろう?」
そう言うと、ルーファウスはいきり立った陰茎を背後から挿入し、みみを膝の上に跨がせる。
「ああぁっ…」
ルーファウスの膝上で開脚させられたみみは、辛うじて床に届くつま先をピンと伸ばした。まるでペニスに串刺しにされているような感覚だ。
「さぁ、食べ終わるまではこのままだ」
「そ、んなっ、あっ」
ゆさり、と背後からルーファウスが腰を揺らし、亀頭が膣奥を容赦なく捏ね上げた。
性器への表面的な愛撫では決して得られない深い快楽が、ぞわぞわと全身を襲う。
「ぁ…むり、むり…!」
こんなの、すぐにイっちゃう…。
みみはテーブルにしがみつき、震える腰をわずかに持ち上げた。
「自分で食べられるな?」
有無を言わさぬトーンでそう命じられ、みみは何とかフォークを手に取り、朝食のサラダを口に運ぼうとする。
ルーファウスはその様子を愉しげに見守った。
「あ…ぁ…」
しかし、それを上手く口に運ぶことが出来ず、みみは食材の殆どをテーブルに溢してしまう。悪戯に興じるルーファウスはその光景にほくそ笑んだ。
「行儀が悪いな」
「ひぁっ!」
失態を咎めるようなトーンでそう吐き、下から腰を打ち据える。テーブルとつま先で僅かに支えられただけの体は、ルーファウスのペニスを膣奥で受け止めた。
みみは堪らずテーブルにしがみつき、ぶるぶると尻を痙攣させる。どうやら絶頂を迎えたらしい。
「ぁ…あぁぁ…」
「さぁ、日が暮れてしまうぞ」
狡猾な笑みを浮かべ、ルーファウスはみみにそう告げた。
ーー
「あっ…いく…いっちゃ、う…!」
太陽は高く昇り、朝食のテーブルは食べこぼしですっかり汚れている。食べることを諦めたみみは、テーブルに突っ伏したまま快楽を貪るように尻を弾ませていた。
ルーファウスは濃い愛液で泡立つ結合部を眺めながら、射精を迎えようとしている。自ら浅ましく尻を振るみみの姿は、どんな男も簡単に絶頂へと導く淫猥さだった。
「あ、あっ、るーっ…ああっ」
「…っ、みみ…」
みみが何度目かの絶頂を迎えた瞬間、ルーファウスは彼女の尻を掴み亀頭を膣奥へと叩き込んだ。
どくどくとペニスを脈打たせながら、長い射精を味わう。
「テーブルは…片付けさせよう」
弛緩したみみの体を後ろから抱き寄せ、ルーファウスは囁いた。うなじに何度かキスを落とし、痙攣するみみの体を宥めてやる。
「ぁ、あ…」
みみの脚を背後から持ち上げ、ペニスを引き抜く。吐精したばかりの精液がぽたぽたと床に滴り落ちた。
ーー
部屋に清掃が入っている間、二人は浜辺のビーチチェアの上で裸のまま抱き合っていた。
コスタ・デル・ソルの強い日差しが頭上から降り注ぐが、それを遮るパラソルの下は、さながら二人だけの世界だ。
「ちゅ…」
唾液の糸を繋ぎ二人の唇が離れる。ルーファウスはみみの体を反転させ、後ろから抱き締めるような体勢で脚を広げてやる。
「良く出したからな。一度掻き出してやろう」
ルーファウスはみみの蜜壺に指を差し込み、精液を掻き出すように指を蠢かせた。その途端、みみは何かが漏れ出しそうな感覚に襲われる。
「あっあっ、で、出ちゃうの…」
いつもなら身を捩って抵抗するところだが、今日は違った。みみは自ら腰を突き出し、震える両脚を膝裏から抱え込む。
「いいぞ、全て出せ…しっかり見ていてやる」
「あっ、う、でちゃ…っ」
みみは甘い喘ぎ声を上げ、秘裂からピュッピュッと潮を吹き上げた。その光景に気分を良くしたルーファウスは、指を折り曲げ勢いよく膣から引き抜く。
「んあっ…」
すると今度は大量の潮が放物線を描きながら砂浜へ向かって噴射された。
「良い子だ、みみ」
ルーファウスはそう言い、背後から耳の穴を舌で犯し始める。ぬるりとした感触と粘質な水音にみみは呼吸を震わせた。
「まだ出せるな?」
彼はその後も執拗に膣内を指で掻き回し、尿とも潮とも分からぬものをみみの体から全て放出させた。
「…部屋に戻ろうか」
そろそろ掃除が終わる頃だ。
体を仰け反らせぴくぴくと震えるみみを横抱きにし、ルーファウスは立ち上がる。
ビーチチェアの足元はみみの体液ですっかり砂の色を変えていた。
ーー
ルーファウスが焚いた香は、甘くウッディな香りでみみの心を落ち着かせた。
シャワーで一度体を清めた二人は、キスをしながらベッドに横たわる。カーテンは閉じられ、部屋の間接照明はロマンチックな雰囲気を醸していた。
「この香はコスタ・デル・ソルで特別に調合されているものだ」
ルーファウスはみみの髪を纏めながらそう囁く。
「女の身体には催淫作用を、男の身体には勃起持続作用をもたらす…と言われている」
ルーファウスは悪戯っぽい笑みを浮かべ、効果の程は定かではないがな。と付け足す。
みみの息は既に上がり、蕩けた瞳は期待で濡れ光っていた。
「もっと気持ち良くなりたいだろう?」
こくり、とみみが頷く。半開きの口から、唾液で濡れた舌が覗いている。
ルーファウスはベッドサイドに据えられたボトルの蓋を開け、粘度の高いローションを垂らして見せた。
「これも、抽出した精油で作られたものだ。体に擦り込んでやろう」
ルーファウスはそう言い、いきり立ったペニスにローションをたっぷりと塗布する。ちゅくちゅくと音を立てて扱かれるそれに、みみは息を呑んだ。
「中にもな」
「あ、あぁ…」
みみの膣内にペニスが侵入する。既に愛液で濡れそぼったそこは、ローションを纏った陰茎を難なく受け入れていった。
小さく腰を揺らし、膣壁に液体を擦り付ける。ルーファウスはペニスを挿入させたまま、みみの体にローションを塗布し始めた。
「ああぁん…」
みみは眉を寄せ、体の上を這い回るルーファウスの手の感触を味わった。
蜜壺はじんじんと疼き、部屋に充満する香はみみの体をますます火照らせてゆく。
「ふ、良く効いているようだな?」
ルーファウスはその様子に目敏く気付き、目を細めみみを見下ろす。
この地で売られている眉唾物の精油などより、神羅製の媚薬の方が効き目は確かだ。体を支配するだけならば、その方が手っ取り早いとルーファウスはよく理解している。
だが、そんなものはもう必要ないのだ。精油の効き目は些末な問題であり、みみの興奮を呼び起こしさえすれば、それで十分だった。
ローションを纏った手が重い乳房を持ち上げるように何度も胸を揉みしだく。勃起した乳首を指で転がしてやれば、みみは腰を仰け反らせ、はしたない喘ぎ声を上げた。
「んぅぅ…い、いっちゃう…」
「ほう?胸だけでイけるとは感心だ」
腰の動きは止めたまま、ルーファウスは胸への刺激を続ける。てらてらと濡れ光る乳房は揉みしだかれて何度も形を変える。一定の間隔で乳首から送られる刺激にみみは膣を引き締め、膣内に留まっているだけのペニスから貪欲に快楽を拾い集めた。
その快楽は、みみを確実に高みへと導いてゆく。
「あっ…いっちゃう、よぉ…」
「遠慮するな。イけ」
逆らうことの許されない彼の支配的な口調は、みみにとっては今や興奮剤となっていた。ゾクゾクと全身に快楽の震えが駆け巡る。
「んっ、るー、あ、すき、あぁっ」
絶頂を迎えたみみの膣がぎゅうぎゅうとペニスを締め付けた。ルーファウスは深く息を吐き、その刺激を堪能する。
「良いぞ…ああ、こちらも可愛がってやろう…」
ルーファウスはペニスを差し込んだままの秘所へと手を伸ばし、その脇でぷっくりと充血した肉芽を擦り上げた。
「ひ、あああっ!」
体に電流が走り、みみはペニスで貫かれたままベッドの上で海老反りになる。陰茎が激しく締め上げられ、ルーファウスは思わず顔を顰めた。
「っは…すごいなっ…」
「や、いってるのに…っまた、あ、ああぁっ」
あっという間に絶頂を迎え、みみの体がベッドの上で跳ね上がる。その片脚を抱えると、ルーファウスはオイルを纏った指で肉芽の根本を円を描くように優しく撫でてやった。勃起したそれは彼の指の動きに合わせ上下左右に動き回る。
「ふぁ、る、や、またいっちゃ…んあぁっ」
四日間もどかしい責めを耐え抜いた体にはあまりに暴力的な快楽だ。みみはルーファウスが陰核をひと撫でする度に軽い絶頂を迎えていた。
「いく、あっ、いっ、いうッ」
「まずいな…」
みみの膣がザワザワと蠢き、ルーファウスは高まる射精感に耐えきれず腰を動かし始めた。
「みみ、自分で触ってみろ…」
みみの手が秘裂に触れるよう導かれる。
自分の指で快楽を貪るとは、なんと浅ましい行為なのだろう。だが、それに嫌悪するどころか興奮は高まるばかりだった。
そしてついにみみは自らの手で肉芽を刺激し始めた。
「ああ…いやらしいな…もっとだ…」
ルーファウスはうっとりとした声でそう呟く。そのままみみの両脚を抱え、数日ぶりに肌を打ち付けるような激しいピストンを始めた。みみの鳴き声が一段と大きくなり、部屋中に響き渡る。
「あぁぁこれだめッ…すごいの、すごいのくるッ…きちゃうっあっ…るーっ!」
更なる高みへ向かおうと、みみは自らの指先でクリトリスを激しく擦り上げた。
その淫猥な光景に更に興奮を煽られたルーファウスは、容赦なくペニスを蜜壺に叩き込む。
「あぁぁイく、いくうぅっ」
「く、う…ッ」
ルーファウスは亀頭で膣奥を殴りつけ、そこに思い切り精を吐き出した。
えも言われぬ充足感に襲われ、目を閉じ射精の余韻を味わう。
「く…今日は、手加減するつもりだったんだがな。…どうした?」
ルーファウスがペニスを引き抜いてもなお、みみは体を痙攣させていた。快楽で蕩け切った瞳からボロボロと涙を溢し、呼吸もままならない口で必死に言葉を紡ぐ。
「ひっ…い、くの、とまら、ないの…」
「…ほう、それはいい」
ビクン、ビクン、と体を震わせ続けるみみを見下ろし、ルーファウスは何かを企んだ様な笑みを浮かべた。
へその下にローションを塗り伸ばし、先程精を送り込んだばかりの子宮付近を優しく揉んでやる。
何度も絶頂を迎えたそこは、腹を揉まれただけで疼くような快楽を生み出した。
「あぁぁ…やだ、あ、こわい…っ」
みみは目を見開き自分の下腹部を見下ろした。信じられない事に、ぐにぐにと腹の肉を押されるだけで、体が絶頂を迎えようとしている。
「大丈夫だ、みみ」
残酷で甘美なルーファウスの言葉がみみに追い討ちをかける。子宮に直接耐えがたい振動が送られ、その言葉通り抗うことなど出来なかった。
「るー、あ、うあっ、ひ、あっ」
荒い呼吸を繰り返し、腹からの刺激を受け止める。これまで触れられる度に不穏な疼きをもたらしてきたそこは、今や凶悪な快楽をもたらす性感帯へと変貌を遂げていた。
「みみ…」
ルーファウスは上体を倒しみみに覆いかぶさる。空いている手をみみの指に絡ませ、ぎゅっと手を握り締めた。
間近に覗き込まれる顔。その美しく残虐な青の双眸が自分を見つめてー。
「愛している」
「ーっっ…」
みみは胸を反らせた。ピンと伸ばした足のつま先をギュッと丸め、声もなく絶頂を迎えた。
乳首や陰核から与えられるものとは本質的に異なる、深い快楽だった。
「…良い子だ」
目を見開き放心状態に陥ったみみを見下ろし、ルーファウスは囁く。
それから慈しむ様に、彼女の頭から瞼、頬にかけて何度もキスを送った。
「そうだな、もっと印をつけておこう」
俺のものだからな。
ルーファウスはそう独りごち、みみの全身にいくつものキスマークを作ってゆく。
しばらくするとみみはまた甘い声を上げ始めた。
無論、これだけで終わらせるつもりはない。ルーファウスは微笑み、みみの体を再び愛撫し始める。
二人は日が暮れてもなお、体を重ね合うのだった。