ーNightー



鈴の飾りが胸から外されると、ひと回り大きくなった乳首がピンと立ち上がっていた。充血したそこを慰める様にルーファウスの舌が這う。もう片方も同様に刺激され、胸の尖端に血が巡る感覚にみみは吐息を震わせた。
ハーネスがカチャリと外され、自分の秘裂からグロテスクな玩具が引きずり出される。白く濁った濃厚な粘液がねっとりとそれを覆っていた。
自分の体が先程の仕打ちにいかに悦んでいたのかを、みみはまざまざと見せつけられていた。

ルーファウスはハーネスをキッチンカウンターにゴトリと置き、みみの腰を抱き寄せ甘いキスを始めた。隙間なく唇を押し当て、舌先だけをチロチロと絡め合う。みみは思考をうっとりとさせ暫くそのキスを味わった。

「ん…はぁ…」
「妙な味だ」

自分の精液の味をみみの口から感じ取り、ルーファウスは顔を顰めることもなくそう呟く。その手はじんわりと熱を帯びたみみの尻を優しく撫でている。

「せっかく買った食材だ。何か作れるか」

ルーファウスが不意にそう呟き、二人はキッチンに積み上がった食材に視線を向けた。みみは昼間の甘い時間に思いを馳せ、こくりと頷く。挨拶代わりのキスを落とすと彼はその場を離れた。
みみは裸のままキッチンを見渡す。シミひとつないコンロやシンクは、生活感と言うものが欠如していた。それもそうだ、食事はいつもどこからともなく運ばれ、時折現れる使用人らしき者はわずかに使われただけのシンクでさえ徹底的に磨き上げる。

「手伝おうか」

みみは驚いた。振り向くとルーファウスが大きめのワイシャツを広げて立っている。

「火傷されては困るからな」

尻が真っ赤になるまで平手打ちをしていた男の発言とは思えない。みみはそう思いながらワイシャツに腕を通した。ルーファウスに合わせて仕立てられた衣服は、みみが着ると多少ダボついたが、胸は少しばかり窮屈だった。

「この格好も悪くない」

ルーファウスはそう言ってみみの髪にキスを落とす。みみはキッチンカウンターに置き去りにされたバイブを視界に入れないようにしながら、食材を選別し始める。冷蔵庫を開けると、市場で買った魚介がトレーの上に丁寧に並べられていた。それを手に取りキッチンテーブルに並べると、塩をまぶしてゆく。
ルーファウスは冷やした白ワインを開けてゆったりとその様子を眺めていた。

「人が料理をする様は中々興味深い」
「あんまり見たことないですか?」
「ああ」

みみは初めてルーファウスの生い立ちについて思いを馳せた。恐らく、母親との関係は希薄だったのだろう。ミッドガルに住む者なら聞いたことのある噂話だ。だが彼の声に哀愁の色は一切なく、みみが同情する余地を与えなかった。
みみは骨つきの魚の皮目をじっくりと焼きながら、母親というものが初めから存在しない世界線について想像を巡らせた。母という存在がなければ、失う悲しみもなかったのかも知れない。でもそれは、幸せな世界と言えるのだろうか?

「貝類は入れないのか?」

ルーファウスの声が思考を遮る。みみは首を振った。

「魚に焼き目をつけてから」

そう言いながら魚を裏返す。黄金色の皮目がじゅうじゅうと音を立てていた。
ルーファウスは冷えたワインを口に運びながらその様子を眺める。なるほど、食材が調理される過程は思いの外面白いものだ。性急に扱うと素材を台無しにしてしまうと言う訳か。
みみはドライトマトの小包を手に取った。コスタ・デル・ソル近郊で収穫されたものを天日干しにしたものだと、野菜市場の男が誇らしげに語っていたものだ。貝類と共にそれらを加え、煮込んでゆく。身の詰まった貝が次々と口を開く様子に、ルーファウスは目を細めた。

「うまそうだ」

部屋には食欲のそそる魚介の香りが漂っていた。



ーー



誰かに料理を作るのは、元々好きな方だ。舌の肥えたルーファウスの賛辞には単純に価値があったが、何よりも忘れかけていた人間らしい時間に、温かい幸福感が呼び起こされた。
こういう正しい幸せを、みみはずっと信じてきた。だから今、ルーファウスの足下に裸で跪いている自分が感じている喜びを、みみは説明出来ないでいる。

「お前に新しい首輪を用意した」

ソファに腰掛けるルーファウスは、手に持った鎖付きの首輪をみみの眼前に垂らして見せた。
何の仕掛けもないシンプルな革のベルトに、銀のプレートが付いている。そこに自分の名が刻まれているのを見留め、みみはごくりと唾を飲んだ。
コスタ・デル・ソルの景色はすっかり闇に覆われ、遠くに見渡せる市街地は鮮やかなランプで照らされていた。恐らく歓楽街はこれから賑わう事だろう。だがここは驚くほど静かだ。

「つけてやろう」

ルーファウスが背もたれから身を起こすと、みみは首を晒すように顔を上げる。蜜壺が新しい愛液を分泌し始めていた。

「良い子だ…」

ルーファウスの手がスルリとみみの首元を撫でる。ベルトが首に回され、冷たい革の感触と込み上げる期待感にみみの全身は粟立った。一度この首輪を嵌めれば、これから与えられる辱めや快楽を受け入れたも同然だ。

「似合うぞ…」

首輪がピッタリと首に巻きつけられ、みみは目を閉じて体を震わせた。
自分はこれからこの男に服従する。そう考えるだけで、脳が全身にじわじわと興奮の熱を送ってくる。
ルーファウスはみみの顎をくすぐると、首輪に繋がった鎖のリードを持ちソファから立ち上がった。

「さぁ、躾はベッドの上でしてやろう」

ルーファウスが手元の鎖を鳴らすと、みみは命じられることもなく腕をルーファウスに伸ばした。ルーファウスは目を細めて抱き上げ、ベッドに向けて歩を進めた。

二人がベッドまで辿り着くと、ルーファウスはスラックスと下着を引き下ろしベッドの端に腰を掛ける。

「これからお前を悦くするペニスだ」

ルーファウスの脚の間に導かれる。やるべき事は分かっていた。みみは彼の股に顔を押し付け、陰茎を舐め始めた。根本から陰嚢にかけてを舌で押し上げ、ねろねろとペニス全体に唾液を塗す。硬くなった竿部分に頬をすり寄せ、みみはルーファウスを見上げた。

「はあ、可愛いな…」

ルーファウスの手が髪を撫でると、みみは恍惚の表情を浮かべた。陰茎の先に口付け、涎をたっぷりと纏った舌を突き出し亀頭を迎え入れてゆく。いつか見た夢と同じだ、とみみは思った。
このペニスがこれから自分を貫くのだ。みみはそう思いながら必死にそれを咥え込み、舌を蠢かせた。ひとりでに腰が揺れ、滴る愛液が太腿を濡らしてゆく。みみはそこに指を滑らせた。愛液をすくい取り蜜壺に指を埋め込むと、濡れそぼったそこは驚くほど熱を帯びている。みみはペニスを口いっぱいに含み、鼻から熱い吐息を漏らした。

「…みみ」

ぐい、と首輪を引かれ、ペニスを引き抜かれる。みみはルーファウスを見上げ、次に紡がれる言葉を静かに待った。ルーファウスはみみの手を取り、彼女の愛液で濡れた指先を見る。

「自慰をしていたな」

その指を口に含み、愛液を舐めとる。ルーファウスの舌の感触を指先で感じながら、みみは目を伏せた。

「ごめ、なさい」
「…ベッドに上がって尻を向けろ」
「ん…」

言われるがままにベッドによじ上り、四つん這いのまま腰を高く上げた。濡れそぼった秘裂は既に物欲しげにひくつき、ルーファウスを誘っている。どうしようもない体だとみみは思った。この首輪も、この体勢も、屈辱的に感じるべきものは全て、今や性的興奮を煽るものに過ぎなかった。

「ほら、鳴いてみろ」
「んっ、わん…」

蜜壺に指を差し込まれ、ぐちゅぐちゅと掻き回される。みみはその責めを喜んで受け入れ、良い所に当たるよう無意識に腰を揺らしてしまう。ルーファウスが空いた手で剥き出しの肉芽に触れると、みみの喘ぎ声は更に高くなった。

「いやらしいクリトリスだな」
「あッアッ…!」

ルーファウスは愛液に塗れたクリトリスを執拗にこね回した。すっかり快楽を覚えたみみの体は、直接的な刺激にあっという間に高みへと押し上げられる。

「いっ、いっちゃうッ…」

みみの体がビクリと跳ね上がる。四つん這いの体勢を崩すことなく、みみは尻を震わせながら静かに絶頂の余韻に浸った。ルーファウスはその様子を眺め、小さくほくそ笑む。

「…指で満足したか?」
「っ…い、いえ…」

ルーファウスはその言葉を聞き、首輪から垂れる鎖を引いた。首がグイと引き上げられ、みみの顔が仰反る。細身の革のベルトは絶妙な力でみみの首を締め上げた。そこから与えられる息苦しさに思考を溶かしながら、みみは声を絞り出す。

「おねがい…ほしいです、ごしゅじんさま…」
「良いおねだりだ」

ルーファウスは蜜壺から指を引き抜く。次の瞬間、硬くそそり立ったペニスが一気に打ち込まれた。

「ひああぁっ!」

みみは今度こそ首を仰け反らせ腹の底から獣の様な声を上げた。突如として最奥まで突き入れられた肉棒が、鈍く不穏な快楽を呼び起こす。ルーファウスは腰をぐりぐりと押しつけながら、みみの反応を楽しんだ。

「これが欲しかったんだろう」
「んあっ、あっ」
「礼が聞こえないな?」
「ぁっ…ありがとう、ございます…っ!」

みみから紡がれる服従の言葉は、ルーファウスの歪んだ欲求を実に見事に満たしていった。気を良くした彼はみみの背筋に指を滑らせ、尻を優しく撫でてやる。ぞわぞわと膣が蠢き、ペニスに絡み付いてゆく。

「良く形を覚え込んだな?」
「あぅぅ…はい…」

チャリ、と音を立てて鎖を引きつける。みみの体がそれに合わせて仰け反るのを確認し、ルーファウスは浅い律動を始めた。亀頭が膣奥にトントンとリズムよく押し当たる。鎖を引かれ逃げ場を失ったみみは、尻をひくつかせながらその責めを受け入れた。一度絶頂を迎えた体は、膣奥を刺激される度に疼くような快楽を蓄積させてゆく。

「うあっ、すぐ、いっちゃう…っ」

喉から絞り出すような声でそう告げる。みみは目を閉じ、硬いペニスが蜜壺を抉る感覚を頭に刻みつけた。ルーファウスは同じリズムで腰を揺らし続ける。否応なく絶頂へと押しやられる感覚は、酷く甘美に感じられた。

「い、いくぅぅゥ…」

ピンと背筋を張り二度目の絶頂を迎えたみみの尻の穴は、収縮と弛緩を繰り返してルーファウスの目を楽しませた。みみの膣内の痙攣が落ち着いたところで、ルーファウスは重くなった陰茎をズルリと抜き去る。

「あぁう…」
「さて、躾はこれからだ」

ルーファウスは仰向けになり、鎖を鳴らして合図をした。みみは自らルーファウスの体に跨り、秘裂にそそり立ったペニスの先を押し当てる。

「そうだ、そのまま自分で入れろ」
「はい…」

みみが腰を落とすと、ズブズブと肉棒が蜜壺に飲み込まれてゆく。根元までしっかりと咥え込む様を見届け、ルーファウスは満足げに頷いた。

「自分で腰を揺らせ」

みみは言われるがまま腰を前後にグラインドさせた。膣奥の快楽に思わず腰が引けてしまうが、不思議と腰の動きを止めることは出来なかった。

「あっあっ…」
「そのいやらしい乳首にも触れてみろ。どうすれば気持ちいいか分かるはずだ」

みみは勃ち上がった乳首に指を伸ばし、控えめに刺激し始めた。しかしその手はすぐに爪を立て、指先で強く擦り上げるような動きへと変化してゆく。

「随分淫乱な乳首だ」

そこを立派な性感帯へと作り変えたのは他でもないルーファウスだ。みみの乳首は毎日のように執拗な責めを受けてきた。ローター付きのクリップで繰り返し勃起させられ、特殊な器具で吸い上げられることもあった。そのせいか、今や僅かな刺激さえも拾い上げ、以前よりひと回りも大きく勃起するようになっている。

「あぁ…ごめんなさい…いき、そう…です…」

みみはすすり泣くような声を上げながら腰を振り続けた。ルーファウスはその倒錯的な光景に舌舐めずりをし、下から軽く腰を突き上げてやる。

「あゥッ…」
「躾だと言うのに早速か?どこがそんなにいいのか言ってみろ」
「アッ…ちくび…で、いっちゃう…!」

切なげな声の割に、みみがその手を止めることはない。むしろ先程より激しい指の動きで追い討ちをかけているようだった。

「仕方ない。好きにイくといい」
「あッ…イクぅ…」

乳首をギュッと摘み上げ、みみは自ら絶頂を迎える。自分の体はなんと浅ましいのだろうか。みみは生理的な涙を零しながらペニスを締め上げ、その圧迫感を嫌と言うほど味わった。

「腰の動きを止めろとは言っていないぞ」
「んあっ、あっ」

みみはゆっくりと腰を上下させ、絶頂の余韻の抜けない敏感な蜜壺でペニスを扱く。ルーファウスは鎖をチャリと鳴らし、更に命じた。

「次はクリトリスだ」
「ゃ…やなの、すぐ、すぐいっちゃう…」

嫌々と首を振るみみを咎める様に、今度は腰を強く突き上げる。

「ふあっ」
「お前は犬だろう?主人の言うことが聞けないか?」

鎖をぐっと引き寄せられ、低い声で命じられると、みみはそれだけで軽く絶頂した。ぐずりながら秘裂に手を伸ばし、既に勃起した肉芽を二本の指で挟み込む。それを擦り上げた途端、全身に快楽の電流が走り、みみの腰は意思に反して跳ね上がった。

「ひっ…あぁっ…」

ルーファウスによるクリトリスへの責めは、ひときわ入念に行われてきた。スポイトで繰り返し吸引され、十分に大きくなったところでブラシのようなもので磨かれる日もあった。半ば拷問のような快楽でもたらされたのは、触れるだけで簡単に絶頂を迎える敏感なクリトリスだ。みみは今、それを自分の指で休みなく扱いている。逃れようのない絶頂の波は、あっという間に訪れた。

「いく、い、くゅ…ッ」

絶頂でみみの腰が大きく跳ね上がる。その勢いで蜜壺からペニスが抜け落ち、同時に秘裂から潮が上がった。温かい飛沫はルーファウスの体とシーツを濡らしてゆく。

「ごめ、なさ…」
「…ふ、もっとだ」

無情な言葉に背中がゾクゾクと震える。みみは息を弾ませながら再びペニスを挿し込むと、ルーファウスの胸に縋り付く様に上体を倒した。自分が意識を飛ばす前に、この男を満足させなければ。みみは尻を細かく上下に揺らし始めた。膣奥への刺激をどうにか避けようと、なるべく浅い位置でペニスを出し入れする。

「ぁっ、ふ、うぅ、」
「いいぞ…もっと腰を振れ…」

ルーファウスは眉を寄せ、膣壁がペニスを擦り上げる感触を味わう。耳を覆いたくような恥ずかしい粘着音が結合部から響き、みみはその音を聞いているだけでまた絶頂を迎えてしまいそうになる。高まりつつあるみみの様子を目敏く察し、ルーファウスは仰向けのまま腰だけで律動を始めた。

「はッ、アッ、おく、だめえっ!」

ぶるん、と乳房を弾ませながらみみは絶叫する。ルーファウスはそれに構うことなく膣奥に目掛けて何度も亀頭を打ち付けた。みみは腰をへこへこと動かして精一杯逃れようとしたが、そんな抵抗も無意味だった。

「ひっ、あ、またいっちゃぅ…いああぁっ!」

弓形になった体が一段と大きく震え、みみの意識が遠のく。しかしルーファウスのペニスが再び膣奥に叩き込まれると、みみの消えかけた意識は否応なく覚醒させられる。

「ああっ…!」
「意識を手放すのは、まだ早い」

ルーファウスは体を反転させてみみを組み敷いた。壊れた人形の様にだらりと弛緩した脚を抱え込み、まだ硬いままの肉棒を根元まで押し込むと、みみの口から力ない呻き声が上がる。

「あぅぅ…」
「自分の手で良い所を探せ」

ルーファウスはそう言い彼女の手を下腹部へ導くと、指先で腹の肉を押し込ませた。
みみは震えた。ルーファウスの亀頭が膣奥を押し上げている感覚が、自分の指先で僅かに腹を揺らすだけで嫌と言う程感じられる。この凶悪な快楽は、体の奥深くに秘められたものとばかり思っていた。つい先日までは。
みみの恐怖で強張った顔が、すぐに快楽で蕩けていく。ルーファウスはその表情の変化に笑みを浮かべる。

「あぁ…これ、すごいのぉ…あ…おなか…おなかでいっちゃう…」

みみは口をだらしなく開いたまま、夢中で腹をこね回す。ひとりでに締め上げてくる蜜壺は、腰を動かさなくともペニスに十分心地いい刺激を送ってきた。

「いく…いくぅ…」
「よく見せろ、みみ」

酷く艶かしい声を上げ、みみは絶頂を迎える。恐ろしいことに、膣奥の快楽は絶頂を迎えても発散されることなく蓄積していく一方だ。みみは深くなってゆく絶頂に呼吸を荒くした。

「愛している」

ルーファウスは律動を始めた。緩慢だが確実に膣奥を責める腰の動きに、みみの絶頂の波はまたすぐに訪れる。

「あぁ…またいぐ…いきます…ふぅぅ…」
「ああ、すごいな…少しは我慢できないのか?」
「むりっ…あ、むりぃ…っまた、ふ、ああぁ…」

すっかり降りてきた子宮口をトントンと刺激し続けると、みみは断続的に絶頂を迎えた。ルーファウスもまた、徐々に射精感を高めてゆく。
みみは力なく首を振りながらも、指先は休みなく腹を揉みしだいている。快楽を求める体とは貪欲なものだ、とルーファウスは苦笑を漏らした。

「も、いきたくない…っゆるして…っ」
「台詞と行為が…ちぐはぐだぞ…」

ルーファウスが射精を迎えようと腰の動きを早めると、みみの喘ぎ声がまた一段と大きくなる。意識を飛ばすのは時間の問題のようだ。

「イ、くぅぅッ……!…も、やだぁ…出して、はやく出して…おねがぁ…いくっ、また、いっちゃう…!」
「はは…」

半狂乱で射精をせがむみみはこれまで見たどの女よりも美しかった。ルーファウスは腹の底から湧き上がる興奮に煽られ、ようやく吐精する。仕上げとばかりにドチュ、と肉棒を子宮口へと叩き込むと、みみが意識を手放さないよう、唇に吸い付いて舌に噛みつき、乳首を強く抓りあげてやった。

「ふうぅっ…」

みみは何とか意識を繋ぎ留め、口を涎塗れにしながら必死にルーファウスの舌の動きに応じた。その間も精液はじっくりと注がれ、ピクリと亀頭が揺れる度にみみの下腹部はじわりと快楽を受け取る。

「…はぁ…最高だ…みみ」

ルーファウスがみみの唇と乳首を解放する。両胸にジンジンとした痺れを感じながら、みみは焦点の合わない目でルーファウスを見つめた。
長い射精を終え、ルーファウスはようやくペニスを引き抜く。泡立った濃厚な2人の体液が絡みついていた。

「…舐めて綺麗にしろ」

首輪の鎖を引かれたみみは息も絶え絶えに彼の足元へと這いつくばる。てらてらと濡れ光るペニスに舌を伸ばし、静かに、丁寧に愛液を舐め取ってゆく。震える尻の割れ目からは愛液と精液が混じり合った液体がコポリと溢れ出した。
ルーファウスはほくそ笑む。その光景は背筋がザワつくほどに彼の支配欲を満たした。この女の全てを、ようやく手に入れたのだ。

「大事に飼ってやろう、みみ…」

無論、これで終わらせるつもりはない。楽しいのはここからだ。陵辱の限りを尽くしてもなお、快楽に沈む姿を見せてくれ。それがお前が呼び起こした執着心の代償だ。ルーファウスは心の中で独りごち、虚な目でペニスに舌を這わすみみの頭を優しく撫でてやった。