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走ってたまたま通ったタクシーをつかまえた。20分かけて自宅に着くが玄関の鍵を刺そうにも手が震えてうまくかけられない
「クソッ…!」
ようやく開いた扉。急いで中に入ってリビングへと向かってドスンと腰を下ろした
あぁ…頭が痛い。もう、なんやねん…流されしまえ…なんて一瞬でも思いそうだった。でもそんなんしたらこれまで築いた関係は一瞬で崩れるのは目に見えてわかるのに…
さっきの臣ちゃんは間違いなく元カノを俺と重ねて抱こうとした。臣ちゃんはゲイでも何でもない普通の男なんや…
それを俺は…
一気に先程の情景を思い出してしまった。唇や脇の辺りの触れられた感触はもうない。だけどそれを思い出そうとすると体の熱が一気に上がってきた
臣ちゃんは脇を触っていた…もしあのまま続けられたらそのまま胸へと手を這わせいたかもしれない
「っ、はっ…っん」
無意識的に手が動いた
自分の左胸を指で滑らせて
撫でるとビクッと感じてしまう
あのまましてたら多分しつこく触って…俺が声を出すまでいじり倒すんだ。そういうやり方をしそう…勝手な想像だけど
「う、んっ…あ、ふぅ、ん…っ」
こんな刺激じゃ物足りない…
我慢できない声を漏らしながら下へと手を伸ばす
「…あっ、い、や…っ」
パンツに手をいれたらもうトロトロに密が溢れてて、それをローション代わりに勃ちが上がったソレに満遍なく塗って上下に動かした
「はぁっ、んんっ!あっ、臣ちゃん…っ臣ちゃん…っ!」
名前を呼びながらスピードを速めたりして絶頂へと一気に持っていく。乳首をぎゅって摘まんだ
「あっ、も、あかっ…っ!」
手が止まらない
「臣ちゃん、臣ちゃん…っ!あ、好き…っ、す、あ、出る…っ、うぅっ…っ!」
ビュクッと勢いよく断続的に飛び出す精液。はぁ、はぁっ、と息を整えながら慌ててティッシュで拭いてズボンを履き直した
理性が戻ってなんてことをしたんだと後悔した
臣ちゃんを想像してイッてしまうなんて
臣ちゃんをオカズにするなんて…っ、
仲間として意識したいのに…っ、ダメやった…っ
「…、俺…最低や…ごめん…ごめんや臣ちゃん…っ」
泣くつもりなんてなかったのに罪悪感がドスンと重くのし掛かって止まることない涙を流し続けるしかなかった
今日のこと…
忘れてくれてることを願うしか
今の俺には出来ない
こんな恋…
したくなかった
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