すき、きらい、すき。色んな仮面を上手に使い分ける基山ヒロトという男の感情が、一輪の花ごときにわかるはずはない。「好き」白い指先が、最後の花びらをさらっていった。それと一緒に絡めとられる、わたしの指先。余裕そうな顔してるけど、髪の色にも負けない頬の赤が隠せてないよ、ヒロト。


基山ヒロトと花