「佐久間くん」我先にと朝早くからサッカー部の朝練を待ち伏せしなかったところ。眼帯で隠れた右目のほうから近寄って、せめてもの時間稼ぎをしようとしたところ。彼女の行動ひとつひとつが他の女子たちとは別物で、どうしようもなく愛らしかった。もし顔を上げてくれたら、俺はきみの気持ちにキスでこたえよう。


佐久間次郎とバレンタインデー