今すぐ行くから。日付が変わる直前に受信したそのメールの1文のとおり、翔ちゃんはすぐに私のところに来てくれた。「その、お誕生日おめでとう…ございます。これからも、変わらず…」シックな色合いでまとめたコーディネートは大人っぽくて、でも口から出る言葉はしどろもどろ。なんだかちぐはぐだ。「なんで敬語なの?」「だって、お前が生まれた大事な日じゃん!…あーでもやっぱこーゆーの無理だわ」翔ちゃんは、背中に隠していた小さな包みを私の目の前に差し出して、きゃらりと笑う。「これからもずっと、一緒にいような!」
来栖翔が誕生日を祝ってくれる