下の画像から番号とキャラを指定していただいて書いたもののまとめ。
11番で花宮真
一般に式と呼ばれるものは挙げなかった。だけれど純白のウェディングドレスは女の憧れだというから、その準備はしてやった。大きく開いた胸元と背中には、いくつもの傷跡。それは、オレのものだという印。どうかこれからもずっと、オレだけの花嫁で。空の色も見えない部屋で、彼女はオレに永遠を誓う。
5番で真波山岳
いつも明るくて笑顔が可愛らしい先輩が、今日はなんだか元気がないようだった。大方、恋に失敗したのだろう。頬には、涙の跡がひとすじ残っている。でも先輩はいつもオレの前ではお姉さん面をして、ぜったいに弱みを見せてくれない。だからオレは、今だけはただ寄り添っているね。でも、明日は。
22番で美風藍
好きなものに理由なんてない。いつかに彼女がボクに言ったことばの意味が、ようやくわかったような気がする。ボクと彼女の間にあるのは、ひどく不自由な愛だ。だけれど、隣同士でいられるだけで、しあわせだから。ボクは記憶が壊れるその日まで、きみを愛し続けると約束するよ。
7番で月宮林檎
そこらの女の子たちよりもうんと女子力の高い林檎。彼に恋愛相談をしていた私は、その結末まで包み隠さず話した。「ひとりきりで見る星なんて寂しいわ。さよなら、しましょ」テレビで見る彼とは全く違う、オトコノヒトがそこにいて、私の孤独を溶かしてくれた。もしかしたら私は最初から、林檎のこと。
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