夕は絶対に、大丈夫かどうかをたずねない。いつもどおりに振る舞う中にちらり気づかいをのぞかせて、わたしのそばに寄り添っていてくれるのだ。一緒に眠ってほしいというわがままもひとつ返事で受け入れてくれた。「辛いか」背中に感じる夕の温度と、鈍い腰の痛み。「温めるといいってきいた。それでも良くならなかったら、薬飲むんだぞ」夕がいてくれれば、薬なんて必要ない。
西谷夕と生理痛