「咳?うん、昨日よりわるくなっちゃったみたい。だけど平気よ。オロチがいてくれるから。 つらい、けど、寝ている間だけはぜんぶ忘れられる。……ねえ、オロチ、すこし眠りたいから、手を握っていて?」彼女が目覚めたときにきっとオレはいないから、夢か現かわからない曖昧なものにしてしまおう。
オロチと喘息持ちの女の子