「この薬は咳止め、こっちは痛み止め。そっちの胃腸薬は毒草を材料に作られてる。毒も場合によっては薬になり得るってね」

「へぇ、僕と仲良くなりたい、ねぇ。面白い発言だけど無理だと思うよ」

「ディムさんにもっとお洒落しろって言われるけど僕は十分お洒落のつもりなんだけどなあ」

名前:フリック
種族:モロバレル♂
性格/個性:臆病/ちょっと怒りっぽい
年齢:18歳
一人称/二人称:僕/君 呼び捨て 〜さん
身長:177cm
好き:人をからかうこと 人間観察
苦手:肉類 魚介類 過去を知られること
主な技:ギガドレイン

薬剤師の青年。常にへらへらしていて何を考えているのか分かりづらい。
16歳で薬剤師になったくらいには頭が良く自他共に認める天才。薬は処方も調合も行う。
双子の妹がいるが5歳のときに目の前で事故に遭いずっと眠り続けている。それ以来両親の愛が妹にしか向かなくなり嫉妬した5歳のフリックは妹を殺そうとしたが勇気がなくて殺せなかった。
生きたいと思っている筈の妹が10年以上目を覚まさず、そんな妹の命を醜い嫉妬心から奪おうとした自分の命を無価値なものと感じている。

過去を知られるのを誰より恐れていて仲間とも一定の距離感を保つ。必要以上に仲良くされると途端に無表情で突き放す。
しかし妹のことは寧ろ大切に思っており薬剤師になったのも元々は妹が意識を取り戻す薬を自分の手で作ろうと思ったから。

肉類魚介類を食べることが出来ず、口にするのは基本的に水と野菜、きのみくらい。たまにサプリメントなどで足りない栄養を補給している。
健康に悪いという自覚もあり以前は苦手を克服しようと努力したこともあったが「生き物」であったものを自分の糧にしようとすると妹の事故や嫉妬心から妹を殺そうとした幼い頃の醜い自分の姿がフラッシュバックして体調を崩すので諦めた。
自分を無価値だと思っているが故に自分が生きる為に「生きたかった筈の他者の命」をいただくことに嫌悪感がある。ただし他人が肉や魚を好んでいても気にしない。


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