峯がもし893にならなかったら

更新者:PC/Chrome
更新日:2014/10/11(土)22:00:47
バージョンNo:1413032447


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※夢利用が前提のため必ず恋愛要素有

@自殺未遂から救出パターン
A田舎者とドタバタパターン

@自殺未遂から救出パターン
そのままサラリーマンを続け金が全ての生活漬けで人間不信が悪化、鬱状態に。終いには何のために金を稼いでいるのか、その意義すらも見失い、とうとう自殺を決意するまでになる。
今までの通勤で、線路飛び込みによる遅延に幾度と無く悩まされて来たのでそれはやめて、人があまり立ち入らない田舎の海辺の崖にやってきた。
車を停め、崖がある展望台の方へと足を踏み出す。展望台の手すりにもたれかかり、ぼんやりと海を眺めながら一服する。
タバコがそろそろ短くなり、いよいよフェンスを超えて外に出ようかと言う時、背後から声がかかる。
「あの…お車のキー差しっぱなしで大丈夫ですか?」
ふりかえると、そこには小綺麗だが地味な女が立っていた。
車のキーは、自分が死んだ後で誰かが車を動かしやすいようにとの配慮だったが、女はそれが不用心だと気になって声をかけてきたようだった。
「……いや、別に構わない。」
自分自身が予想した以上に暗い声音で峯は言う。
「……あの、……失礼を承知で伺いますが、もしかして――」

自殺志願者だと言い当てたにも関わらず、女は峯を無理やりこの場から引き離そうとしたり説得しようとしたりはしなかった。

「……あなたは何の目的でここにいらっしゃったんですか?」
「…ただのお散歩ですよ。そうしたら見かけない車が止まっていたもので気になって。田舎って普段見ないものに敏感なんですよ。」

A田舎者とドタバタパターン
(木曜)他社との打ち合わせの後、オフィスに帰る前に夕方の街をぶらつく峯に、突如声をかけてくる女が現れる。
「六本木ヒルズに行くには、どげんかの汽車に乗っよーねぇいいんでしょう?」
方言なまりのきついその女は、都会のビル街で道に迷って困っているのだという。このあとオフィスに帰っても特に重要な仕事はなかったため、帰るのをやめ、女を案内することにした。女を目的地に送り届けた峯に、女は彼女の田舎の名産だという土産を渡して去っていった。

(金曜)翌日、打ち合わせの移動中に昨日の女をまた見かけた峯は、車を道にとめ、女に声を掛ける。女は今日もまた迷っていると言う。行き先を聞くと、峯の次の目的地にほど近いところであったため、そのまま車に乗せて送り届けることに。女の宿泊先を聞き、目的地からの帰り方を詳しく書いた紙を渡すと同時に、念の為に女の明日の行き先を尋ねた。
「最悪、タクシーを使うのが良いと思います。お金は掛かりますが、迷うことはないでしょうしね。」
「ありがとうございます…。でも、東京のタクシー会社の電話番号なんて知らんし…、どげんしたらいいんでしょうか?」
「東京では呼ばなくてもすぐにタクシーなんてつかまりますよ。…ところで、念の為に聞いておきますが、あなたの明日のご予定は?」
「明日はなんも無いから、観光でんしごつかと思ったんじゃけんど…こげんなだと無理じゃっどから諦めます…」
不思議と面倒に感じなかった峯は、良ければ観光の案内をしようかと申し出る。


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