アバ茶が飲みたいの!テッテレーン

貴方はアバ茶を知っていますか?
私が大好きなアバッキオの聖す…アバッキオ特製のお茶だ。
解りやすく言うと毒にもなりかねないお茶なのだが、私は以前、そのお茶をうっかり飲んでしまってそれからアバ茶の虜になってしまった。
アバ茶?美味しいよ?等と言ってしまえばメンバー全員に引かれ、一週間口をきいてくれなかった事とかあった。
何でこんな話をするかって、頭の中がアバ茶に支配されているから。
そう、もうすぐでアバ茶の時間なのだ。
私がアバ茶、アバ茶と煩かった頃にブチャラティが私を黙らせる為に何かないかとメンバーに話した所目線が全員アバッキオの方に向かい、ブチャラティは有無を言わさずアバッキオに目伏せをし、察したアバッキオは私をよく分からない部屋に連れていき、直にアバ茶を飲ませてくれるのだ。
それもかれこれずっと続いている。みんなには内緒にしてるけど。
それこそ最初はあまり乗り気では無かったアバッキオも今は割と乗り気だったりするのだ。
おい、と声を掛けられては回想から引き戻され、背筋をピンとさせた私は声のした方へ振り返るとアバッキオが立っていて、座っている私を見下ろしている。ベネ。
アバ茶!ください!とワクワクしながら子供のように声を上げる。
アバッキオは何も言わず私の手を引きいつものよく分からない部屋に連れていく。
大きな背中が私の視界を占領していく。
勿論アバ茶を作るにはアバッキオ本人の尿意が必要。今日はすごく催してるんだなって分かるぐらい早足でスタスタと歩くアバッキオ。

「アバッキオ、もう、今日はココでシよ?」

今すぐにでも尿意から開放されたいであろうアバッキオを気遣ってあんな遠い所にある部屋まで行かなくてもいいよ、という意味を込めた。
だけど当のアバッキオは顔を真っ青にして私の方に振り向く。

「そんなに顔真っ青にしてどうしたの?」
「おま、ココどこか分かってんのか……?」
「えっ」

アバッキオが私の背後を指さす。
振り返ってみるとそこにはメンバーが勢揃いで物凄い剣幕で私達を近距離で睨んでいた。
しまった、アバッキオの背中しか見てなかった。メンバーがいる事を、周りを全く見ていなかったのだ。
しかも前に言ったように、アバ茶の事は内緒である。だから私の、シよ?は変に誤解を産む言葉になった。
誤解だから、とアバッキオの声に上乗せされた、取り押さえろ、というブチャラティの声。
この後私達は見事に取り押さえられ、付き合っているのかとか、メンバーの前でヤろうなんざうんたらって説教された。
今日の分のアバ茶飲めなかった事を後悔した。
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