序章:輪廻転生

目が覚めると私は、無機質な部屋の隅にポツンと置かれているシンプルなベッドの上で目が覚めた。

出入口は一つしかなく、その扉にはスライド式なのかドアノブがなかった
部屋には机と椅子そしてベット。個室用のトイレとお風呂が設置されていた
この部屋で生活できるようになっていた

自分の服装は上下ともに無機地だ半袖半ズボンで。まるで病院服のようだ
腕にはシンプルの輪のブレスレットがついてる
外そうと思っても外れない。

「……ここは一体、どこなんだろう?」
お風呂場の鏡をみてみると知らない顔が映し出されていた
だれだ?これは…。自分の顔を見た第一声がそれだった

見た目が銀髪のショートヘアに、海のような青い色で肌がとても白かった
身体に触れてみるとどうやら女の子のようで見た目からして8歳くらいだ。
日光を浴びてないのかというくらい肌が白く至る所に青痣がある

暴行を受けているのだろうか?
自分は18歳の女子高校生でライフル射撃部に所属していた。
武器はちゃんとライフルで的に狙いを定めて点数を競う部活だ。
まぁ、そのまんまなんだけどね、いつも道理学校の生活をして大好きなポケモンのゲームをしてそのまま寝ちゃったみたいなんだけど…

なんでそれで目が覚めたら子供の姿に憑依しているのかわからない。
試しにドアが開くか目の前に立ってみたり、こじ開けようとしたりしてみたがびくともしなかった…。

どうやら内側からは開けられないシステムらしい…
ということは、この子供は何者かに軟禁されているらしい。
机の上にはパソコンとノートと鉛筆とけしゴムが置かれていた
ノートに何か情報がないかと思い開いてみるが何か記号のような文字が書かれている

「……よ、読めない…」
くぅ、ここがどこなのか情報がわかると思ったのに!!
パソコンで電源ボタンらしきものをつけて起動させてみてみるがどうも文字がわからないために情報がない…。

「つ、…詰んだ」

室内の隅で何やら視線を感じるが…これは、どこかに監視カメラでも設置されているのか?
これだけで厳重にされているということは、どこかの研究施設なのか…。
わからないことだらけである。

何もすることがないのでベッドでゴロゴロとしているとコツンコツンと足音が聞こえてきた。それだけなのに、体がびくびくと反応している怯えているような反応だ。
ドアの前で足音が止まりピッと何か電子音が鳴ると、ウィーンと扉が開いた。

「No,24「マツブサ」様が及びだ…ついてこい」

入ってきたのは、赤い服を上下に来ている男の人だ
マツブサ様ってだれだ?それにNo.24って私の名前?
下っ端なのかサングラスをかけていてよくわからない。

マツブサ、どこかで聞いたことがあるような名前だ…どこだっけ?
一向に動こうとしない私にしびれを切らしたのか前までやってきた

「どうした?何をしている」

「…あ、あの…マツブサ様って…だれですか?
それにここはどこですか?」

私の質問に、男は「はっ?」としばらく固まり「お前、あたま大丈夫か?」
首をかしげていると、男は我にかえったのか私の腕をつかみ「いいから、早く来い」と乱暴に部屋から連れ出された。

しばらく歩いていると大きな扉が現れて男は電子機を操作してカードを翳すと扉が開いた

中に入ると大きなモニター画面と至る所に機械があり私を連れてきた男と同じような恰好をしている男たちが機会を操作している
画面の前には画面を見つめている男の姿があった

私はその男の前に連れていかれ下っ端は敬礼しながら声をかけた
「失礼します。リーダー「マツブサ」様、No,24を連れてきました」

画面の前に立っている男がマツブサという男らしい。
「ご苦労」と一声出した後にこちらに振り返った瞬間…見たことがあるような顔が見え
頭がずきずきと痛み出した。

マツブサ「やぁ、調子はどうかね?No,24…いやソウマ君と言った方がいいかな?」
「……あ、あの、あなたは一体…だれ、ですか?
ココは一体、どこなんですか?」

マツブサ「…ん?」
男「どうやら、記憶が混乱しているのか自分がどこで何をしているのかわからない状況のようで…」

と下っ端の男がマツブサに報告をしていた。

マツブサ「…ホォー」
報告を受けてこちらを意味ありげに見つめた

マツブサ「ここは我々「マグマ団」のアジトであり、私が「マグマ団」の「リーダー」の「マツブサ」という…君には「特別な力」がある…

その原因を調べるためにここにいるのだ…。言わば君はマグマ団の協力者だ」

マグマ団…マツブサ…特別な力…協力者。
もしかして、ここってポケモンの世界?…まさかね、夢だよ…こんなリアルな夢あるはず…ないもんね

マツブサ「君がここのアジトに来て数か月が経つ、君の協力には大変感謝している
そのご褒美とは言ってはなんだが、君にプレゼントを贈ろうと思ってね…」

「……プレゼント?」

マツブサが手を上げると、太った男がお盆のような板の上に赤と白のボールが置かれていた

「……こ、これは?モンスターボール?」

ほ、本物の?まさか、本当にポケモンがこの中に入ってるの?
ドキドキとワクワクさせるのを抑えつつ彼らを見つめてみると

マツブサ「そう、この中にはポケモンが入っている。その中の一匹を選びなさい」

三つのモンスターボールを見つめて私は引かれるように真ん中のボールを掴みとると
マツブサは出してみなさいという。素直にその場でモンスターボールを開いてみるとボールの中から出てきたのはドラゴンポケモン「ミニリュー」だった。

ミニリューは一鳴きしたあと、あたりをきょろきょろした後に、目と目が合った
目線を合わせて見つめた後また泣き声をあげて、そろそろとこちらにすり寄ってきた

これは、懐いてくれた…のか?

マツブサ「……ホォー、流石だね…そのミニリューを含め残りの二匹も我々が捕獲をしたのだが、中々いうことを聞かずに手を付けられずにいた

君が気に入られたようでよかった、そのポケモンは君にあげよう」

「…あ、ありがとうございます」

マツブサは、「話は以上だ、明日からまた研究が始まるから部屋に戻ってもう寝なさい」と言って先ほど私を連れてきた下っ端が私を部屋に戻した。

下っ端が去っていったあと、モンスターボールを手に取り本物の感触に感動しながらも
またドキドキしながらボールからポケモンを出してみた


ミニリュー「リュー!」
「…はじめまして、ミニリュー…。私はソウマっていうの…。
なんかね、私ここに閉じ込められてあの人たちの研究に付き合わせられているみたい

あんまり自由にしてあげられないけれど…よろしくね」

ミニリューは首をかしげながらも不安そうに泣いてきたので「大丈夫」と答えてミニリューを抱きしめてベットの上で横になった…。


まさか、ここがポケモンの世界でしかもマグマ団のアジト内に軟禁されているとは…。
私に特別な力があるらしいけれど、それがなんのかわからないし、それが本当なのかもわからない

多分ポケモンの力と関係していると思うんだけど…。
でもマグマ団って「グラードン」を復活させて大地を増やそうとしてたはずだし
彼らがいるということはここは「ホウエン地方」の可能性が高い…
この地方のチャンピオンは「ダイゴ」さんか「ミクリ」さんだよな…

せっかくこの世界にこれても、アジト内から出られそうにもないしな…
サトシみたいに突拍子な行動できないし…どうしよう…
誰かが助けてくれる見込みもないし

これは…「詰んだね」
唐突な第二の人生もここまでか……深い眠りについた。

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