「虐待?」
目の保護してんのに突然入ってきたのは目が疲れそうなドットピンク。
「虐待ねぇ・・・。傷は見えなかったけど」
Mは思い出した様に言った。
「傷?」
「傷」
「心の?」
「心ねぇ」
Mの机に身を乗り出しているCとそんなCを伏し目がちで見るM。
Cは馬鹿でも顔はかわいい。昨年、化粧なんてしなくても可愛かったのに。
「ストレス」
Mが言った。
ストレス。現在において消えることのないもの。ストレスの無い会社。ストレスフリーの世界。ムリムリ。現在人で生きていたい奴なんて少ない。みんな死にたいって呟いてる。共感、共感。リツイート。死に向かいながら死にたいと生きるのです。あぁ、ストレス。胃が痛い。ついでに心も。なんてポエミー。呟いたら共感してくれるかな。
「なんの?」
Cは聞く。
「知らないよ。でもあの子。何も変わったところなんてなかったでしょ?」
とMは呆れながら言った。
変化なし。成績も変わらない。普通の子。それとも受験に失敗したのか、この私立へやって来た。それがストレス?普通の人ほど闇は深い。サイコパスは人のモノマネが上手。可笑しいね。サイコパスも人間なのに。
「Uって、頭いいよ?」
「お前からしたら、全員天才だわ」
ええ。と笑うCに、Mはため息をついた。
「いつの間にか死んでいた感はあるよね」
とMが言った。
人の闇に他人が気づくことはない。いつの間にか。いつの間にか。
親だって気づかない。親の心子知らず、子の心親知らず。
親の態度でストレス。親の言葉にストレス。親の目でストレス。あぁ我が人生ストレスだらけ。
なんちゃって
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