テスト最終日。2日間あったテストも終わる。
すべてのテストを終え、公園ではいつもの2人とテストの出来を話していた。
「数学は、そこそこできたわ」
私は自慢気に言った。
「氷雨のおかげね」
「そう?」
「ええ。ありがとね」
氷雨はベンチに座りながら言った。
私は氷雨にお礼を言った。言われた氷雨は無表情だった。
「英語はどうだったの?」
霧氷が言った。
「英語も、そこそこだわ。氷雨に教えてもらったもの」
「そう。よかったわね」
「霧氷は、どうだったの?」
「うーん。そこそこ」
「古典とかはできたの?」
「ええ。瑠璃に言われた通りにノートを覚えたの」
霧氷は、ふふふ。と笑った。
「じゃあ、おかなすいたし、そろそろ」
他の話等で盛り上がっていると、霧氷がそういった。
「そうね」
私たちも荷物を持って、家に帰った。
「これから、冬本番ね。もう1月だから」
「そうだね」
私の言葉に氷雨は賛同した。
「雪、降るかもね」
氷雨の言葉に
「そうね。積もるかしら?」
と言った。
氷雨は
「積もるよ」
といった。
「そうなの?」
「雪は、好きだよ。積もってほしいし」
「あなたの願望ね」
と私は笑った。
「でも、天気予報では明日は雨だって」
「そうなの?」
「うん」
「だから、頭少し痛いのね」
とつぶやくと
「痛いの?」
と氷雨がこちらを向いて聞いてきた。
紫陽花色の瞳に自分が写っていることに、ドキドキした。
「うーん。そこそこね。ガンガンする感じ」
「大丈夫?」
「ええ。まだ、大丈夫よ」
と言った。
氷雨は、そう。と言い前を向いた。
灰色の空に、白銀の髪の毛。紫陽花色の瞳。赤紫色の唇。透明な肌。
ドキリとした。
見つめていると、私の視線に気づいたのか
「なに?」
と聞いてきた。
透き通る声。ずっと聞いていたいと思った。
「え、いや、なんでもないよ」
と急いで言った。
氷雨とは別れて、家に帰った。
ご飯を食べて、お風呂が沸くのを待っている時に、なんとなく、氷雨に会いたいと思った。
まるで、私は氷雨に恋をしているようだと気付いた時。
ハッとした。
私は、氷雨が好き。すき?すき。すき・・・。
女子が女子を好きになるだなんてと笑った。
きっと、私は親友に引っ付くタイプの人間なんだなと、そう思うことにしたと同時に、一階から母のお風呂が沸いたという知らせがきた。
ベットに入り、目覚ましをセットした。
氷雨
雨が窓を打つ音が響いた。
カツンカツンと音がなる。まるで、私を責めるように感じた。なんだか、嫌になって布団を被った。
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