ガヤガヤガヤガヤ
教室はうるさい。うるさい。うるさい。五月なのに夏のセミが鳴いているみたいだ。五月蝿い。私は教室で自分の席で俯いていた。
友達なんていない。みんな、私を一人ぼっちにする。
だって、みんながいじめるんだもん
いいや。違うよ。君がそう思ってるだけさ
君はいじめられてなんかいない
君は、嫉妬したんだ
みんなは、自分より勉強ができるから
みんなはいい点が取れたら、褒められるのに
自分は、親に怒られる
様々な猫がそう鳴きながら近寄ってきた。
みんな暗闇のせいで目が光ってる。猫の目が怖い。みんな見ている。そんなことない。私は普通で褒められるし、それに、お母さんもお父さんも優しい。
ワハッハッハッ!
男の子たちが笑っている。面白いことをして笑ってる。
ふふ
少し笑ってしまった。
はっ
やばい。みんなが見てる。笑ったから?なんで?やばい。怖い。見ている。猫が見ている。光り輝く怪しい眼をこちらを向けている。怖い。猫が笑ってる。嗤ってる。
何笑ってんの?
きも
ないわー
また、ひとりだ
また、いつものように私達のせいでとか言うんでしょ
うざ
なんで、学校来るの?
もうすぐで受験なんだけど
いつものように家にいればいいのに
たまに来るのやめてほしいよね
そうそう
自分で被害妄想しているくせに私達がハブるからとか
あと、ひとりぼっちかわいそうでしょう?アピールとか
うざ
やめて。
猫は鳴く。うるさく鳴く。白く強く光る目で警戒するように鳴く。
やめて。やめて。
本当に、なんでああなのかしら?
お前はいらない子なんだよ
痛い思いで産んだのに
お金がかかる
全く、腹は減るんだな
ほんとに消えてほしいわ
カーテンを閉めた。電気も消した。夕日が少しカーテンを透かしている。やめて。光を当てないで。
蝉の声がする。蝉が八日しか生きれないから鳴いている。やめて。鳴かないで。
夕日に反射して猫の爪が光ってる。キラキラと
死んじゃえばいいのに
死ねよ
死んじゃえ
死んでよ
消えちゃえ
消えろ
死んでしまえ
シね
シねよ
シんじゃえよ
キえちまえ
キえロ!
「やめろーーー!」
ガッ
猫に引っ掻かれた。
「なお、少女は自分の右眼をカッターで切りつけた模様です。
少女は不登校気味で家族ともうまくいっていなかったようです」
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