◾︎***
練習終わり。ヒロトが1人外で練習してるところに、瑠流がヒロトが蹴り上げたボールをとり蹴り返す。
「一緒にどう?」「よろこんで」
暫く2人で練習。終わりごろ。
「ヒロトにこれあげる」
「?ミサンガ?」
「そ、FFI優勝できますようにって願掛け。まぁ願掛けしなくても優勝するに決まってるけど」
「…綺麗。瑠流が作ったんだよね」(夜空に掲げてキラキラと光るミサンガを見つめる)
「そうよ。光に当たるとキラキラして綺麗でしょ」
「うん。瑠流みたい」
「…ん?わたし?」
「俺を照らしてくれてるみたいでさ、」(見つめる目はとても優しい)
「不器用で意地っ張りで素直じゃなくて、オマケに頑固」
「……なにが言いたいのよ」(むすっと)
「でも優しくて一生懸命で誰かの役に立ちたいっていつも思ってる」
「……」
「瑠流のいろいろが、これに詰まってるって事だよ」(瑠流に向き直り優しく微笑む)
「……。あのね、それ、みんなの分作ってるんだけど。ヒロトのだけ特別」(ミサンガを持つヒロトの手に自身の両手でそっと包み込むように触れる)
「俺の?」
「光ってるのは、それだけ」
「……あはは。やっぱりそうだよ」
片方の手で上から瑠流の手を覆う。小さく白魚の様な手はすっぽりと男の手に収まる。
「俺を照らしてくれるお月様は昔も今もこれからも瑠流だけ」(目を細め愛おしそうに瑠流を見つめる)
「ヒロト……」
「ありがとう、瑠流」
感謝の言葉じゃ足りない。俺は、君が―――
「……ヒロト、わたし、」(言いかけようとした時)
「瑠流ーー!ヒロトーー!」
「り、リュウジ……」
時間もだいぶ遅くなっていたようで迎えにきたリュウジ。監督に怒られる前に戻ろ、と2人の手を引く。
memo:2人がいい雰囲気だと分かって意図的に邪魔した、か分からず声をかけたか、どちらにしよう…。
そして完全に4剣の影響で月=瑠流が定着してて必殺技名もそれにちなんだ物になりそう!