吉「あれ?皆ニコニコでどうしたの?」
ル「うふふ、お兄ちゃんにプレゼントだよ!」
笑顔で箱を渡す。
吉「?ふーちゃん、これサプライズか何か?ドッキリ?」
無表情の風介に小声でひそひそと聞き出す。
風「ルイルの笑顔を見れば分かると思うが?」
表情変えずいつも通りに返す。
吉「ええっ、だって先月俺の誕生日祝ってもらったばっかりじゃん!」
晴「それとは別で渡したかったもんがあんだよ」
吉「まさか…限定ひれお君人形??」
ヒ「あーそっちの方が良かった?」苦笑い
開けてみてよ、とヒロトに促されルイルから箱を受け取り開封。そこには、
吉「ホッコリーの帽子………。」
ル「早くほしい、って言ってたもんね!」
吉「た、確かに言ったけど。カタログ品だから………。いや待って、今日シーズン変わったばかりだよね?」
まさか、と4人の顔を見つめる。
晴「ま、俺ら4人でオプマ(オープンマッチ)総ナメしてりゃすぐポイント溜まるわ」
風「特にルイルとヒロトが無双してたな」
ヒ「やるからには一番乗りで欲しいからね」
ル「ってことでカタログポイント貯めて、交換しました!」
吉「………。う、ううう、」
風「あーあー、泣いてるよ」背中さする
晴「全ルールで1位取った王者だろ?」背中さする
吉「ふーぢゃあん〜〜〜はるや゙ぁ〜〜〜ありがとう〜〜〜」
ヒ「兄さんちょっと、声、ふふ、抑えて…ふふふ」(兄の崩れた顔が面白く思わず笑うヒロト)
吉「ヒロ君〜〜〜ルイル〜〜〜っ」
ル「うふふ!前シーズン1位おめでとう!世界王者のお兄ちゃん!」
吉良は贈られたニット帽を被り、4人を勢いよく抱きしめた。
数時間後
バンカラロビーにて
不「あ?もうホッコリー帽被ってる奴いんじゃん、鬼はェーな」
恵「…ん?あの人もしかして吉良さん、かな?」
不「はァ?…うわマジだ」げんなり
綱「すげぇな〜、今日から新カタログなのに。どんだけ試合してんだ?」
恵「(瑠流達に囲まれてて幸せそう…)ふふっ」
綱「ん?何笑ってんだ?」
恵「吉良さんの回りって、いつもにぎやかだなぁと…」ニコニコ
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照「ルイル、久しぶり」
ル「照美!ハイカラシティはもういいの?」
照「うん。もう成すべき事は終わったから、こっちに戻ってきたよ」
お家事情で用事を済ませた照美。バンカラにて瑠流と再会する。瑠流と距離を詰めようとするが間にヒロトが入る。
照「ヒロト君も久しぶり」ニコニコ(邪魔すんな)
ヒ「久しぶり。元気そうだね」ニコニコ(こっちの台詞)
吉「わ、わぁ…。瑠流…モテるって、大変だね…」険悪オーラにびびり瑠流の背に隠れる
瑠「?ん、なに?」
吉「え〜?そしてこの鈍さか〜。しょうがないなこの子は〜」頭なでなで
照「あっ、挨拶が遅れてすみません、ヒロト君のお兄さんですよね?」
吉「ん?あ、これは丁寧にどうも。そうです!ヒロ君の実兄で皆のお兄ちゃんやってます!」ピース
照「初めまして。世界王者にお会いできて嬉しいです」
かくかくしかじか
照「よかったらプラベで試合、しませんか?」ニッコリ
瑠「へ〜!照美はトライストリンガーが持ちブキなのね!」
照「うん。ハイカラじゃ使えないからしばらく触ってなかったけど…。でも、ウデは落ちてないから」
君にはかっこいいところ、見せないとねとニコリと照美は笑った。
吉「…なんかいい雰囲気だね、瑠流と照美くん」
ヒ「心配しないで兄さん。瑠流は渡さないから」試射場にて脅威の集中力を発揮中
吉「え、あ、うん…(本気だ…)」
つづく?
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吉「あっ、アキオ君だ!おーい!」
不「げっ…。逃げよ」回れ右してすたこら
吉「お?逃げるのか〜。ふふ、甘いなぁ」
不「ぜぇ、はぁ…!アンタっ…早すぎだろ!どーなってんだよその、足…!」
吉「あははー、皆と変わらないって。―――で!メール!無視したでしょ!?」
不「イベントマッチだろ?最高タッグってやつ。興味ねぇーんだよこちとら」
吉「俺は興味しかないね!シーズン1位、2位が組んだらポイントがどこまで上がるか!」
不「しらねーしらねー。アンタの弟と組めばいいだろ」
吉「今回は!不動くんがいい!!」腰に抱きつく
不「俺はイヤだっつってんでろ!!このっ…くそ力つぇな…!」引き離す
吉「…。しょーがない。奥の手を使おう」胸ポケットからある物を取り出す
不「?!そ、それは…!」
試合開始直前
恵「…え?!あれ明王くんと、」
瑠「お兄ちゃん?!なんで2人が…!」
吉「あっ瑠流達だ、おーい!」手を振る
不「ちょうどいい。ボコボコに出来る相手が来たわ」
吉「むっ、女の子だからって油断しないでね不動くん!恵那ちゃん強いんでしょ?」
不「俺の方が強いからカンケーねぇ」
試合開始・ルールはガチエリア
瑠「えいっ」物陰からスライドして不動を狙う
不「っと、あぶねー」
恵「これはどう明王くんっ」ボム2個投げ戦法
不「おーボマー恵那ってか〜?」逃げ場なくなり、KO直前に「甘いねぇ」と余裕たっぷりにキルされる
瑠「囮とは分かってても腹立つわね」
恵「(吉良さんは…)!瑠流!」
瑠「? あーっ!あんな所にいる!」敵陣で塗り返してる吉良を発見
瑠「もー、エリア塗らないで何やってるのかしら…舐められてるの?」
恵「(…。2人なら、やりそうなこと…)ちがう瑠流!急いでエリア塗って2人を止めっ…―――!!」復活した不動にキルされる
瑠「恵那っ?!てか復活はや!」
不「知ってっか?このイベントマッチ、2対2だろ?1人が2人倒しゃ試合に勝てんだよ」瑠流KO
不「エリアいただき〜♪」
試合観戦ルーム
綱「恵那ーー!まだカウントに余裕あるからなーー!!巻き返してけーーッ!!」(声量大)
染「実栢がボム2個投げなんて珍しいな」
鬼「奏条の戦闘方法とステージに合わせて来たんだろう」
豪「まぁまぁ突っ込む方だからな、瑠流も」
ヒ「恵那ちゃんのアシストって本当に上手だよね」
晴「うちの瑠流がお世話んなりま〜す」
風「うちの吉良も大変あばれてま〜す」
鬼「…。賑やかな家族だな」
リスポーン地に戻った恵那と瑠流
瑠「んーもう!せめて一泡吹かせてやりたいわ!」
恵「…そうだ!瑠流、ちょっと」ごにょごにょ
瑠「ふんふん。…OK、任せて!」
吉「恵那ちゃんは左高台にいて、さて…瑠流はどこに隠れたかなー?」インク塗ってクリアリング
瑠「お兄ちゃーん!」右高台から手を振る
吉「?(わざわざ姿晒して…何かの作戦?)どうしたの瑠流ー?」
瑠「私、今好きな人がいるんだけどー!」
吉「…え?!今その話するの?!え、誰?!」あわあわ
瑠「ふふっナイショ♪」
動揺してる内に吉良に近寄る。
吉「はっ…、危ない、つい厄介保護者になるとこだった」
正気に戻るも目の前には瑠流。ウルトラチャクチを発動させ飛び上がっていた。
吉「(普段通りチャクチ狩りして、と)」
吉良は落ち着いて照準を本体の瑠流に合わせようとしたその時。上空の瑠流から投げキッスを食らう。その時間、僅か0.5秒。幼い頃貰った投げキッスとはまた違う吉良にとって破壊力抜群のそれは、照準を大いにズレさせ彼は呆気なく消滅していった。
不「あ?何やられてんだよ…。つか恵那はどこいっ」
恵「ここだよ明王くんっ」
不「?!」不動KO
恵「ふぅ…。一瞬のスキだったけど、上手くいって良かった(吉良さんがやられる瞬間にスキが出来る。明王くんも味方意識、常にしてるもんね)」
綱「っしゃ!!ナイス恵那ーーッ!!そのままエリア奪還いけーー!!」
飛「不動の動きを分かってたかのようなエイムの合わせ方だった…」
鬼「ああ。なんだかんだ、不動も味方意識や戦況の把握を重点的に動いてる。強い味方がデスしたら意識は一瞬そっちに向くだろう」
士「恵那ちゃんもよく周りを見てるもんね」
ア「似たような動きされると戦況も掴みやすいしな」
染「お、士郎アツヤ。次はアイツらと試合するかもしんねーぞ」
ヒ「投げキッスなんてやられたら、兄さんには刺激が強すぎるよね」笑いながら
風「それよりも、好きな人がいるって初耳なんだけど」
ヒ「あーまぁ皆には内緒だったんだけど、ね」
晴「あ?何知ったかぶってんだよテメェも初耳だろ」3TOP軽く口喧嘩始まる
虎「うわぁ…瑠流さん、可愛い…あれはずるいなぁ」
リ「瑠流が可愛いかったのは良いんだけどさ。あんな古典的なハニトラ使うなんてね。瑠流自身で閃いたのかなぁ」
治「有り得るだろうが…誰かの入れ知恵かもしれないな」
照「ふふ。もしかすると僕かもしれない」
リ「アフロディ!」
照「この前彼女と様々な戦法を話しててね。瑠流にしか出来ない秘密の技だよ、って伝えたんだ」
治「ふむ…」豪炎寺達の方をチラリと見て、
豪「……(可愛い)」
鬼「…?(ああ、もしかすると)お前もトラップに引っかかったのか?」口角を上げながら
豪「!…。…そう、みたいだな」
治「なるほど。効果絶大、だな」
時間いっぱいまで粘ったがカウント差で恵那瑠流チームの負け。
見事優勝した吉良明王チームは報酬を山分けし、それぞれの仲間と旅行やショッピング、スメーシーで遊び尽くしたとか。
ハイカラスクエア限定ステッカーを餌に釣られた不動も、きちんとそれを受け取り2人の仲も円満(と思ってるのは吉良だけだったが)になり、イベントは幕を閉じた。
おまけ
士「あのさ、恵那ちゃんも投げキッス戦法、やらない?」
恵「え…ええっ?!は、恥ずかしくて絶対にやらない、よ…?!」
ア「ぜってェ効果あるって!とくに特定の男達にな」鬼道や飛鷹を見ながらケラケラと笑う
士「それアツヤも含まれてるんじゃないの?」笑いながら
ア「はァ?!んなハニトラになんかひっかかんねーよ!」赤面
鬼「………。」
豪「引っかからない自信、ないのか?」フッと笑いながら
鬼「…なんとも、言えんな」微照